日商簿記用語集一覧

  • 株式払込剰余金

    発行株価の全額を資本金にするのではなく、発行株価の2分の1 までの金額を「株式払込余剰金」という資本の勘定科目を用いて 仕訳を行ないます。 原則、新株発行における払込全額が資本金となるが、払込み時 に資本金を慎重に設定出 […]

  • 株式(株式会社)

    株式会社とは、事業を行なう為の資金を、出資者(株主)に 資金を提供してもらい、その見返りに株式を発行する形態の 会社のことである。 株式とは、株式会社における出資者の権利(持分)のこと、 または、株式会社が発行した株券の […]

  • 固定資産の除却・貯蔵品・固定資産除却益・固定資産除却損

    固定資産の使用を止めて処分する事を除却という。 その処分する固定資産に価値があれば「貯蔵品」という資産の 勘定項目を用いて仕訳します。 除却した際には、「固定資産除却益」または「固定資産売却損」 が生じます。  例)当期 […]

  • 定額法(減価償却)

    固定資産の内、毎期一定額を減価償却費に計算する方法。 〈計算式〉減価償却費=(取得原価-残存価格)/耐用年数       耐用年数:固定資産の利用期間              (使用に耐えると見込まれる年数)      […]

  • 建設仮勘定

    建物を業社へ依頼し、完成前の段階で代金の一部を支払うことがある。 業社から建物の引渡しを受けるまでに支払った金額は「建設仮勘定」と いう資産の勘定項目を用いて仕訳を行ないます。 例)建物の建設を依頼し、完成前の段階で代金 […]

  • 有形固定資産の改良(資本的支出)

    資産の価値を高めたり、耐用年数を延ばすための支出、例えば、建物の 耐震性を高める工事の支出を改良という。 この支出のことを資本的支出といいます。 資本的支出が生じた際は、その分の支出を資産の取得原価に加えます。 例)以前 […]

  • 固定資産

    固定資産には、有形固定資産、無形固定資産、投資資産などがある。 有形固定資産は、形のある固定資産のことであり、土地、建物、備品、 車両運搬具、機械、などの事である。 無形固定資産は、形の無い資産のことであり、法律上・契約 […]

  • 有価証券の借・保管有価証券・借入有価証券

    有価証券を借入れた場合、「保管有価証券」という資産の勘定項目と 「借入有価証券」という負債の勘定項目を用いて仕訳を行ないます。 預入れ側は、時価を用いて仕訳を行ないます。 例)時価22,000円の売買目的有価証券を借入れ […]

  • 有価証券の貸付・貸付有価証券

    得意先が当社に有価証券の貸付を依頼し、得意先はその有価証券を 担保に銀行から融資を得る場合、有価証券の貸付が行なわれます。 この時、有価証券を貸付ける側は「貸付有価証券」という勘定項目を 用いて仕訳を行ないます。 貸付側 […]

  • 有価証券の預入・保管有価証券・預り有価証券

    銀行が担保として有価証券を預かった場合、「保管有価証券」という 資産の勘定項目と「預り有価証券」という負債の勘定項目を用いて 仕訳を行ないます。 預入れ側は、時価を用いて仕訳を行ないます。 例)時価21,000円の売買目 […]

  • 有価証券の差入・差入有価証券

    銀行に担保として有価証券を提供(差入)した際、この差入れた有価証券と 手元にある有価証券を区別するため「差入有価証券」という資産の勘定項目 を用いて仕訳を行ないます。 差入れ側は、購入原価(帳簿価格)を用いて仕訳します。 […]

  • 有価証券評価益(評価損)・時価法

    期末に保有している有価証券の時価が取得価格より高ければ 「有価証券評価益」低ければ「有価証券評価損」を計上します。 この評価替えを「時価法」といいます。 但し、保有している有価証券全てに時価法を適用するのではなく、 売買 […]

  • 有価証券売却益(売却損)

    有価証券を売った際の、売却金額と取得原価(取得金額)との差額を 「有価証券売却益(売却損)」という。 例)売買目的で購入したA社株50,000円を60,000円で売却し、代金を   現金で受取った。  現金    60, […]

  • 手形の更改

    支払期日に手形代金の支払いが出来ない場合、支払期日を延長する ことがあります。 この時、所有している手形を相手に返し、新しい手形を受取ります。 又、期日を延長した分の利息も請求します。このことを「手形の更改」と いいます […]

  • 手形の不渡り

    手形代金を支払うべき相手の経営状況が悪く支払期日に支払われない場合 がある。これを「手形の不渡り」という。この時、受取手形勘定を「不渡手形」と いう資産の勘定に振替ます。不渡りに伴って生じた諸費用は不渡手形に含め ます。 […]

  • 保証債務・補償債務費用・保証債務取崩益

    手形の裏書・割引を行なった場合、他者が債務の返済を出来なくなった時、 手形の裏書人・割引人が手形を所有している人に対し支払い義務を負うこと。 「保証債務費用」という費用の勘定と「保証債務」という負債の勘定を用いて 仕訳を […]

  • 手形の割引-評価勘定法・割引手形

    仕訳の貸方に受取手形ではなく、「割引手形」勘定を用いて仕訳する 方法。 例)30,000円の受取手形を銀行で割引、割引料2,000円を差引いた   残額を当座預金とした。 当座預金        28,000    手形 […]

  • 手形の割引-対照勘定法・割引義務見返・割引義務・手形売却損

    手形の割引 期日前に手形を銀行へ持込み、一定の手数料を引かれた額が 入金されること。 対照勘定法とは「割引義務見返」「割引義務」の勘定を用いて仕訳する方法。 割引料は、「手形売却損」という費用の勘定を用いて仕訳を行ないま […]

  • 手形の裏書-評価勘定法・裏書手形

    仕訳の貸方に受取手形ではなく、「裏書手形」勘定を用いて 仕訳する方法。 例)商品20,000円を仕入れ、代金としてA社から受取っていた   約束手形を裏書譲渡した。   仕入   20,000   裏書手形  20,00 […]

  • 手形の裏書-対照勘定法・裏書義務見返・裏書義務

    「裏書義務見返」「裏書義務」の勘定を用いて仕訳する方法。 例)商品20,000円を仕入れ、代金としてA社から受取っていた   約束手形を裏書譲渡した。 仕入        20,000    受取手形  20,000 裏 […]