日商簿記用語集一覧
-
取引先の商品に、汚れや傷があった時、相手先に送り返したり、また逆に商品に損傷があって送り返される時も含めて、返品といいます。
-
決済日の当日になって、小切手や手形の現金が受け取れない、支払う人の当座預金に残高がないことをいいます。経営困難な状態ともいえる状況なので取引の際は、事前の注意が必要です。
-
3伝票制のなかで、入金伝票、出金伝票、振替伝票とあるなかで、入金・出金以外の取引以外の売掛金や買掛金などの取引などに使用します。
-
決算整理後、残高試算表から貸借対照表を作成する時、残高試算表の段階において、貸倒引当金や減価償却累計額は、貸し方に記載されます。次に、貸借対照表になると、貸倒引当金ならば、売掛金や受取手形から、減価償却累計額なら固定資産 […]
-
簿記上でいう有価証券には、国債、地方債、社債、株式などをいいますが、保有を目的として、売買目的と満期保有目的などに分けられます。
-
株を所有していると、その利益の一部が還元されて、配当金領収書が送られてきます。それを銀行に持ち込むと即、現金となります。
-
売掛金、買掛金の明細を把握するため、取引先名ごとに分けてあるのを人名勘定といいますが、合計金額は総勘定元帳へ記帳されます。売掛金勘定、買掛金勘定を統制勘定とよびます。
-
会社の取引は多額の資金が生じるため、小切手や手形代金の決済や商売上の入金に使用する口座をいい、利息はつかないです。
-
商品売買の取引が成立した時、内金として支払いすぐに商品を渡すよう請求する権利をいいます。簿記上の処理は前受金勘定で処理します。
-
会社が手形を持っていてそれを期日よりも早く現金化をしたい時、自から手数料を支払って代金を受け取るこをいいます。手数料は、銀行は期日にならないと手形決済が出来ないため、その期日まで立て替えてくれる、それに対する利息=手形の […]
-
手形を持った人が銀行や手形交換所を通じて代金の受け取りにきます。その際、当座預金から手形を持った人の預金口座へ代金が振り替えられる、手形代金の支払いのことをいいます。
-
手形取引する時は、期日がくれば現金が受け取れますが、その期間の会社としての資金繰りが成り立ちません。効率性を図るため、現金ではなく手形に自社の署名、捺印をするだけで支払い出来ることを「手形の裏書譲渡」といいます。A社から […]
-
取得価格は債権など購入した時の価格ですが、帳簿価格は時価をいいます。決算をする時に、例えば、年始めに買った債券が100万円だとして、決算が3月末に時価が90万円の時、差額を仕訳する必要があります。減価償却の処理をする際も […]
-
建物、土地などの有形固定資産を購入した時に生じる手数料をいいます。帳簿に記入する時は、購入した価格と、仲介手数料、登記料などの費用を合わせた額を転記します。
-
都道府県、市町村などの地方公共団体が会計年度を越えて行う借り入れで、銀行や証券会社で購入することが出来ます。満期がきて元利償還する時、この時必要な財源は国が補償するので安全性は高いといえます。
-
会社内、取引先等で一時的にお金を立て替えて、後から返金してもらうことを一般的にはいいます。立替金勘定で処理します。
-
会社のもっている財産やどういう資金で構成されているのか、 借り入れや社債等での資金の調達はどうなっているのか、一定期日の財政状態を株主や債権者などに対して報告するための書類をいいます。
-
決算をする際に、収益と費用の全ての勘定残高を「損益勘定」に振り替える作業をいいます。この損益勘定の差額が、純損失なのか純利益なのか、その年の会計年度の結果につながっていきます。
-
会社の利益がどのように、この1年間生み出されたのかをみる財務諸表のひとつです。売上純利益、営業利益、経常利益、税引前利益、当期純利益という流れで判断することが出来ます。
-
土地などを購入したとき、取得原価に付随費用が含まれています。例えば土地なら、仲介手数料、登記料、整地費用ですし、備品なら支払い運賃というように付随されてる費用をいいます。