日商簿記用語集一覧
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商品を掛けで仕入れ、商品代金について未払いのものをいい、貸借対照表の負債にあたります。
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帳簿の締め切り方のひとつで、資産、負債、資本といった残高項目は、期末残高を翌期に繰り越します。総勘定元帳各勘定口座を締め切ると同時に繰越試算表を作成します。
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商品代金の未回収分をいいます。貸借対照表の資産勘定にあたる。取引先に対する債権となるため、代金を回収した時には 貸方に記入します。
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企業の取引を仕訳帳に代って、総勘定元帳へ転記するための帳票を伝票といいいます。用いる伝票の種類に3つの方法があり、「売上伝票」は5伝票制にあたります。 1伝票制 振替伝票 […]
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企業等で用いる帳簿のなかに主要簿と補助簿があり、補助簿のなかに更に補助記入帳と補助元帳とがあります。「売上帳」は 補助記入帳(特定の取引を発生順に記録するもの)にあたる。この補助記入帳のなかには、他に現金出納帳、小口現金 […]
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売上取引の際に予め結んだ契約により、発送運賃などの諸経費を「売上諸掛」といいます。仕訳は、運送費や関税など売り上げに含めないで’支払い運賃’や’発送運賃’などの勘定科目で 費用として処理します。
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商品を売りあげた時に補助記入帳のなかの「売上帳」に取引の明細を記帳します。損益計算書の収益の勘定にあたります。「売上」は現金の増加原因となり、「収益」は財産の増加を表します。
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帳簿のなかに「主要簿」(仕訳帳と総勘定元帳)と「補助簿」(取引や勘定の明細)の2種類がああります。この補助簿には更に、「補助記入帳」があり、この中に受取手形記入帳が含まれます。 手形の種類、番号、支払人、振出人、提出日、 […]
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商品を売り上げた際、代金の代わりに得意先の振り出した約束手形を受け取ります。この金額を受け取る権利を簿記上「受取手形で記録します。貸借対照表の資産にあたる勘定科目です。
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小口現金の管理方法として、予めある一定期間内の支払いの報告を受けて、常に同一金額の小口資金残高にして支払いに備えるやり方を「定額資金前法(インプレスト・システム)」と言います。
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商品の増減や残高明細を原価で記録する「商品有高帳」という補助元帳がありますがその記録方法の一つです。商品在庫の払出単価の決め方として、「移動平均法」と先入先出法」の二つがあります。仕入れた時期により価格も変動することがあ […]
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一時的に従業員や取引先の金銭を預るのに用いる勘定科目。貸借対照表の負債にあたります。従業員の毎月の給与から「源泉所得税」と「社会保険料」が天引きされてその額は「預り金」を用いて処理します。細かくは、従業員預り金、所得税預 […]
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未収収益(未収費用)でもありましたが、見越し勘定のひとつで、 例えば、会社が借入れ(借入金)をしていて、その支払い利息を計算します。決算日に実際に払ってなくても、支払い義務が生じているので、支払うべき当期分があれば当期の […]
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減価償却の計算の際に関わっていくものですが、会社が有形の固定資産を持った時点から、少しずつ価値が下がりはじめます。その将来の資産価値=未償却残高を耐用年数に応じて、会社が適用した計算法により、金額を償却していきます。耐用 […]
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見越し勘定のひとつで、例えば、定期預金の利息を受け取る日付が決算月と重なっているとします。受け取る権利が発生しているので、それを見越して未収の利息として計上する必要があります。これを未収収益といいます。
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商品を売って、まだ代金を受け取っていないのは売掛金で処理しますが、商品以外のもので、未回収のものを未収金といいます。
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商品の取引契約をする時に、前もって支払っておく、いわゆる手付金のことをいいます。この場合、商品は後から受け取ります。
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決算整理をする際、家賃や保険、地代など翌期とみなされるものを振り替える勘定科目で、損益計算書を作るときは、翌期の収益であるから、今期からは、除いて計上します。
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商品売買の取引が成立した時、内金として支払いすぐに商品を渡すよう請求する権利をいいます。簿記上の処理は前受金勘定で処理します。受け取った手付金、内金ともいわれます。
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正式には、帳簿価格といいます。主に有価証券や土地などを購入した時、決算時にその時の価格に評価替えをします。購入時とその時の時価の差額を計上します。