日商簿記用語集一覧
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仕掛品数量に加工進捗度を掛けて「完成品換算数量」を求めます。 仕掛品数量×加工進捗度=完成品換算数量 例えば、月末仕掛品:10台 加工進捗度50% なら 10台×50%=5台 となり、5台分の加工が終了していると考え按分 […]
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製造工程における加工の進む具合を「加工進捗度」で表します。 工程の初め(「始点」)を加工進捗度0%、工程の終り(「終点」) を加工進捗度100%と表します。
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「単純総合原価計算」は1種類の製品のみを連続して生産している 場合に用いる原価計算の方法です。個別原価計算と異なり、原価 を「原料費(材料費)」:直接材料費と「加工費」:直接労務費・直接 経費・製造間接費に分けて計算しま […]
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顧客から製品を受注すると、製品の種類・数量・納期などを記載した 「製造指示書」を使用して工場に生産指示が行なわれます。 各製造指示書毎に、わかる原価は直接費,わからない原価は間接費 です。
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特定の受注品目毎に、直接材料費・直接労務費・直接経費・製品間接費を 個別に集計する原価計算の方法を「個別原価計算」といい、種類の異なる 製品を生産する場合に用いられます。
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補助部門間でのサービスのやりとりを考慮して、補助部門間でも補助部門費を配賦 する方法が「相互配賦法」です。 「第一次配賦」「第二次配賦」を行い計算します。 第一次配賦:サービスを提供している全部門に対し、補助部門費を配賦 […]
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補助部門間でのサービスのやりとりを無視して製造部門にのみ 補助部門費を配賦する方法が「直接配賦法」です。 通常、「部門費配賦表」という表を用いて計算します。
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「賦課」とは部門個別費を部門毎に集計することであり、「配賦」とは 部門共通費を各部門に分配することである。
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各部門に発生金額を個別に把握できる費用を「部門個別費」、 複数の部門で共通に発生したため直接各部門に関連付けて 把握できない費用「部門共通費」という。
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各部門に発生金額を個別に把握できる費用を「部門個別費」、 複数の部門で共通に発生したため直接各部門に関連付けて 把握できない費用「部門共通費」という。
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「製造部門」は、製造を直接行なっている部門のことであり、組立部門、加工部門 切削部門、仕上部門などがあります。 「補助部門」は、自らは製品の製造は行なわず、製造部門や他の補助部門を補助 したり管理業務を行なっている部門の […]
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操業度の変化に伴い、金額が増減する予算を「変動予算」といいます。 変動費率 × 実際操業度 + 固定費予算 など計算式を用いて予算金額を 求める方法が「公式法変動予算」です。
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製造間接費配賦差異は、「予算差異」と「操業度差異」に分けることができます。 製造間接費の予算許容額と実際発生額との差額を「予算差異」、製造間接費の 固定費予定配賦額と固定費予算額との差を「操業度差異」といいます。 予算 […]
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単位時間当たりの固定費を「固定費率」、単位時間当たりの変動費を「変動費率」 といいます。 例えば、1ヶ月の基準操業度が400時間、1ヶ月の固定費の予算が100,000円の場合 1時間当りの固定費率は、250円/時間(10 […]
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製造間接費の予定配賦額と実際発生額との差額を「(製造間接費)配賦差異」という。 予定配賦額より実際発生額の方が大きい場合を「不利差異(借方差異)」、予定配賦額 より実際発生額の方が小さい場合を「有利差異(貸方差異)」とい […]
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基準操業度から求めた製造間接費予算額を基準操業度で割ると「予定配賦率」を求める ことができます。 予定配賦率 = 製造間接費予算額 / 基準操業度 例えば、1年間の直接作業時間を1,000時間,製造間接費を200,00 […]
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製造間接費や部門予算の配賦計算などで用いる配賦率計算の基準水準が「基準操業度」 です。 例えば、1年間の機械の稼働時間や見積もった直接作業時間が基準操業度です。 1年間の直接作業時間を1,000時間と見積もると、このとき […]
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製造間接費には、間接材料費,間接労務費,間接経費があります。製造間接費を全て 集計して各製品に配賦するには時間を要すため、事前に「予定配賦率」を設定し、この 予定配賦率を用いて製造間接費の配賦を行なうことを「製造間接費の […]
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製造間接費を一定の基準に従って各製品や各部門に配分することを「配賦」といいます。 間接材料費,間接労務費,間接経費を集計した製造間接費が、例えば機械の稼働時間 と関連があれば、この機械の稼働時間を基準として、製造間接費の […]
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複数の製品製造のために共通で消費された原価が「製造間接費」です。 例えば、工場全体の光熱費や間接材料費、間接労務費などが含まれます。