【第162回・日商簿記1級】商簿はガマン!会計・工原で攻めよう



みなさんこんにちは!
公認会計士・税理士の柴山政行です。

ここでは、第162回日商簿記検定につきまして、1級の本試験問題をざっと見た感想をYouTube動画でお伝え致します。

結論としては、商簿で足切りを防ぐ「守り」に徹し、会計・工簿・原計で60点以上を狙う「攻め」に転じる!

こんな感じになります。

最新の会計基準である収益認識関連が商簿でガッツリでましたが、問題文の中でけっこう煙幕が貼られているため、かなり受験生としては消耗させられたのではないでしょうか。

理論的にはそれほど高度なことを問われているわけではないのですが、本質的な道筋をうまく隠している、という意味で今回の試験委員の先生は「策士」だな~、と変に感心してしまいました(笑)。

ともあれ、1級レベルとしては難問の部類に入ってくるかもしれません。

しょっぱなにこの問題で面食らった方は少し気の毒な気がしますが、それも合格率10%以下の難関試験における一つの側面と割り切る必要があります。

なぜなら、会計・工簿・原計でバランスを取るかのようにやや易しい~標準的な問題を揃えてくれているのですから。。。

けっきょくは、トータルでバランスよく7割を取れるかどうか、という総合力を問われているので、全体として努力があるていど反映される悪くない出題だと思います。

あとは、うまくいかなかったな~、と感じた方は、今回の受験の振り返りをしっかりとして、ぜひぜひ次に活かしてくださいね。

また別の機会に、第162回の細かい部分について動画で解説できたらいいな、と考えています。
引き続き、簿記の勉強を楽しく頑張っていきましょー!

柴山政行

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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