その場で決める力!即断力!!

今回はその場で素早く何かを決める力、すなわち即断力がご自身のマネジメント力やその後のパフォーマンスを変えるという話をします。

昨日は社外経営執行役員型コンサルタント養成塾ということで、私の今までのコンサルティングの経験を集大成した説明会をやりました。

その場でやりたいかどうかを即断してくださいという形で、仮申込書のような形でご提案したときに、5名のうち2名がその場で決めていただきました。
リスクは限定して負いながらも、即断できる人は会社の業績が伸びます。

パッと飛び込むのですが、最悪の事態は想定して「ここまでなら損失を負える」というところまでわかっていて飛び込んでいます。
ですから、きちんと計算しながら数分数秒で決断して飛び込めるという方は伸びるのです。

昨日のコンサルでもお話ししましたが、私のコンサルティングでは社長の決断力を高めるというトレーニングをします。

ステップ1として、アイデア出しをします。
私は4列×4行のマトリクスを使って16個のアイデア出しをします。

これはトヨタの紙1枚で情報を整理する方法からヒントを得ています。
これには制限時間があって、そこから絞り込んで3つを選んで、その3つを実行します。

これを続けるだけでも会社の業績は上がります。
私はこういうシンプルなコンサルティングもやっています。

社員研修でも実際にこれで力が付きます。
やらせてみればわかるのですが、遅い人は10分経っても書けません。

悩んで止まってしまい、10分経っても15分経っても10個ぐらいしか出ない人はいます。
しかし、3分ぐらいで16個出るようになります。

そしてステップ2ですが、アイデアを16個出したら、それを3つに絞ります。
逆に言うと13個を捨てるという作業です。

早い人は30秒ぐらいでやります。
アイデア出しから絞り込みまでに4分で終わります。

しかし、遅い人は10分かけても16個出ないのです。
しかも、そこから絞り込みをやっても悩んで決断できないのです。

早い人は4分、遅い人は12分です。
3倍の差がパフォーマンスの差で、それでその後の業績も変わってきます。

こういったトレーニングをするだけでも社員のパフォーマンスが上がります。
このトレーニングを半年続けると、遅かった人がパパッと決断できるようになります。

会議も3分の1になります。
みなさん決めるのが遅くてダラダラ考えてしまうのですが、パッと決める練習をします。

簿記の問題でも同じで、問題文を読んだらポイントを見つけて、問題の中からどれを先に解くべきかという優先順位を決めるのも即断力です。

勉強でも仕事でも人間関係でも、このトレーニングがあなたのパフォーマンスをアップするヒントです。

シンプルなトレーニングなので、日々やってみてください。
毎日トレーニングするだけでも、1週間ですぐに効果が出ます。
良かったら試してみてください。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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