第149回・日商簿記検定1級合格に向けての過去問学習

今回の「頑張ろう日商簿記1級合格」は、6月9日に実施される149回日商簿記検定1級までにどれぐらい勉強時間が取れるかを踏まえた過去問学習の目安をお話しします。

今日は3月21日で祝日になりますが、明日(3月22日)から試験前日(6月9日)までの間に何日あるかというと、3月が10日、4月が30日、5月が31日、6月が9日あります。

合計して80日(11週間)あります。
この間にどれぐらい勉強時間が取れるかを計算してみましょう。

人によっては1日3時間以上できるかもしれませんが、3時間やったとすると240時間勉強できます。

ゴールデンウィークなどの連休もあるので、日曜などに休んだとしてもこれぐらいになると思います。

1日2時間半ペースでも200時間いきますので、200時間以上は勉強したいというのが私の個人的な感想です。

80日で200時間以上できるのが理想です。
もちろん4時間できると300時間以上できるので、かなり合格率が上がります。

しかし、4時間はなかなかできないと思うので、2時間半~3時間はコンスタントに勉強していただきたいと思います。

では、この200時間以上の勉強時間で過去問を何回ぐらいできるか考えていきましょう。
柴山式の勉強法では10回分以上は過去問をやっています。

一時期14回というのが流行りましたが、10回ぐらいが妥当だと思います。
過去には3回転や4回転で合格した方もいらっしゃいますが、問題の巡り合わせもあるので、より可能性を高めるには過去問10回分以上を4回転ぐらいはしておきたいです。

問題を解くので3時間、復習をするので1時間、合計4時間で1回分を解きます。
10回解くと40時間です。

40時間で1回転させます。
そして、4回転すると160時間なので、持ち時間の200時間に対して多少余裕が出ます。

その40時間というのは余裕にしてもいいですが、できれば柴山式の例題やミニ例題という個別問題をすべてAランクにする時間にあててほしいと思います。

個別問題をほぼすべてAランクにした上で、過去問にない分野はテキストの例題などで補って部分点を積み上げてください。

そして過去問の形式に慣れていただくために、10問×4回転=40回問題を解きます。
ここまで練習をするとかなり自信が持てます。

過去問と柴山式テキストの例題・ミニ例題の徹底反復という二本柱で合格に近づく力を付けていただければと思います。
ぜひ参考になさってください。

私はいつもあなたの日商簿記検定1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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