第149回、第150回日商簿記検定までの日数を考えてみよう!

今日は2月28日ですが、25日には第148回の日商簿記検定がありました。
受験された方はお疲れさまでした。

明日から3月になりますが、心機一転で次のレベルを目指してみましょう。
では、次の受験をするまでにどれぐらいの日数があるかということを考えてみたいと思います。

勉強も仕事も同じですが、受験ならば本試験、仕事ならば納期までの日数を逆算して、持ち時間がどれぐらいあるかを常に意識しておくことが目標管理のポイントです。

大事な勉強のリソースは持ち時間です。
時間は返ってきませんので、今からどれぐらいの時間があるかを確認します。

6月10日実施される第149回の試験を目指す場合は、3月は31日、4月は30日、5月は31日、6月は試験前日まで9日あって、合計101日あります。

効果には個人差がありますが、簿記3級というのは50時間前後で合格の可能性が高まってきます。

そして簿記2級が100時間です。
簿記1級はだいたい500時間です。

もちろんこれで絶対に合格するという保証はありませんが、合格者がコンスタントに出やすい1つの時間です。

ですので、簿記3級の場合は50時間勉強しておくと本試験で戦えるレベルになりますし、合格する方もどんどん出てきます。

簿記2級は100時間で、簿記1級は500時間勉強しておくと本番で自信を持って70点以上を目指せます。

中には簿記1級で450時間で合格する方もいらっしゃいますし、600時間かかる方もいらっしゃいます。

ただし、500時間勉強できれば簿記1級はかなり自信を持って本試験で解答できると思います。

それと、私の20年以上の講師歴では300時間で簿記1級に合格された方もいらっしゃいますが、これは巡り合わせもあるので奇跡だと思ってください。

はじめての受験で300時間の勉強時間で合格された方も1名いらっしゃいますが、あとは巡り合わせです。

300時間から合格者は出ていますが、一応目安は450~500時間です。
それからすると、101日ですから、簿記3級の50時間は1日30分の勉強なので余裕です。
簿記2級でも1日1時間です。

ただし、簿記1級は1日5時間なので、はじめての受験の方の場合は1日5時間はきついと思いますが、学生さんの方など時間が取れる方は1日5時間やっても構いません。

受験経験者の場合は300時間ぐらいでいける可能性があるので、前回の試験で40点~50点ぐらい取っている方は一通り勉強が終わっていると思って良いので、あとは2・30点の上乗せなので、300時間でも十分可能性があります。

そうすると1日3時間なので、簿記1級は受験経験者、簿記2級・3級ははじめての方でも十分合格レベルにまでもっていくことができます。

あるいは、はじめて簿記1級を受験する方でも場馴れという意味で練習として受けるには良いと思います。

しかし、受かる可能性がゼロというわけではありません。
それで、簿記3級と簿記2級の同時合格も可能です。

簿記3級と簿記2級の勉強時間の合計は150時間なので、1日1時間半の勉強で簿記3級と簿記2級の同時合格も可能です。

かつての高校受験や大学受験に比べたらできないことはありません。
仕事の合間でも1時間半は取れますので、初心者の方でも簿記3級と簿記2級の同時合格が可能です。

そのあと161日あれば1日3時間ぐらいで480時間いくので、概ね500時間に近づきます。初心者の方は6月に簿記3級と簿記2級の勉強を1日1時間半行って弾みをつけます。

次に6月21日~11月17日までは161日あるので、1日平均3時間やれば480時間勉強できます。

あとはゴールデンウィークや夏休みなどを上手く使えば20時間ぐらい上乗せすることは簡単です。

このような勉強をすれば初心者の方でも11月の簿記1級にチャレンジすることができます。
もう1つあります。

簿記1級を11月に今から受ける方、簿記2級終了レベルで、この間の2月25日に簿記2級が終わりました。

あるいは簿記2級の勉強が終わっている方でこれから簿記1級を目指したい、もちろん6月の101日で1日3時間勉強するならば300時間あるので、多分目標点数50点ぐらいに置きます。

最低でも40点~50点、半分ぐらい取ることを目標に勉強すれば300時間でも十分可能なので、それで柴山式で学習して試験環境に慣れるために6月にテストを受けます。

そこで50点ぐらい取ったら、残りの161日で1日2時間の勉強をコツコツやれば十分合格の可能性があります。

6月に受験しなくていきなり11月に受験しても構いません。
450時間をしっかりやるのならば、日曜日を休みにしても1日2時間の勉強で対応できます。

夏休みなどを利用すれば50時間ぐらいすぐ増えますから、まずは1日2時間半勉強して、日曜日を休みにして450時間しっかりやるという形で長期戦で勉強してもOKです。

ぜひ、自分の目指している級やご自身の環境に応じて無理のない学習プランを立てて、日商簿記検定の合格を勝ち取りましょう。

私はいつもあなたの日商簿記検定1級2級3級の合格を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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