少ない情報で将来を予測する、という練習を時にはしてみよう!

今日の「前を向いて歩こう」は、未来の予測に関する話です。
今日は企業研修の講師をしてきたのですが、「直感で良いので年度末における売上の予測を立ててね」と言ったときに「できません」と言った中堅社員がいました。

そのときには正しさを求めていません。
正確な数字を出して誤りを指摘されたくないという意識が働き過ぎてしまう人にありがちなことです。

真面目で才能のある人なのかもしれないけれど、伸び悩んでいる人にみられる兆候です。
もちろん、必要なデータがすべて揃うのならばそれらを揃えてから正しい判断をする必要がありますが、多くの場合はそんなに上手くはいきません。

お客さんとの対応では、不確かだけれども「こうかな」と思ってその場で一歩進んでみて、ダメなら引っ込めるというような場面もあります。

試しにやるのだから、不十分なデータなのは仕方ありません。
一歩を踏み出さなければ先はありません。

慎重にやるのも良いのですが、慎重すぎると物事が動かなくなってしまいますし、なかなか冒険ができません。

たまにはちょっとしたチャレンジも必要なのです。
そのときには大抵データは揃っていませんが、やってみることが大切です。

そして、致命傷を負わない程度にズレがあったら修正するという勇気が必要です。
これを持てるかどうかで、今日研修を受講された方も一歩上に上がれるかどうかが決まります。

前述の研修の受講生は正しい答えを求めすぎて一歩を踏み出せない、あるいは批判的になってしまうという方でしたが、よくあるケースなので共有しようと思いお話ししました。

不確かな状況でチャレンジできない人はリーダーとしても認めづらいので、不確かな状況だけれども先を予測して、動いてみてください。

走りながら調整したり考えるというやり方も時には有効だということを知っておきましょう。
チャレンジは大事です。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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