リーダーシップの基本~信頼関係をはかるものさしとは?

今回の「前を向いて歩こう」は、リーダーシップの1つの考え方についてお話しします。
リーダーシップを発揮するためには専門的な知識もある程度必要だと思いますが、人を引っ張っていくためには信頼関係をいかに築けるかがという側面も大事です。

要するに、専門性の領域と人間関係の領域が大事なのです。
そのうち、人間関係の領域に関して、信頼関係を築くためにどういった目標を設定すべきかということで、1つの望ましいゴールを提案してみます。

信頼関係とは何かというと、部下から見て「この人には安心して不都合な話もできるな」と思ってもらえるかどうかです。
「良くない情報も安心して話せるな」と思わせることが大事なのです。

現場に赴任した最初の段階から「自分はこんなにすごいことをやったのだ」などと、自分の武勇伝や自慢話ばかり語っていると「この人は自分の話しかしないな」と思われてしまいます。

多少はそのような話もしてもいいかもしれませんが、まずは「みなさんの話を聞かせてください」というスタンスで接することが大切です。

部下が抱えている課題や悩みなど、現状の職場における情報を聞きます。
そして、自分の望んでいる話とは違う話を聞いたときに嫌な顔をしないことです。

舌打ちなんて言語道断です。
嫌なオーラを出さないことが大切です。

むしろ、良くない話を聞いたときほどニコッと笑って「そうなんですか」と受け流してください。

そういった体験の積み重ねが部下の信頼を得るポイントではないかと思います。
今日お話しした信頼関係をはかるものさしを意識して頑張りましょう。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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