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材料費の種類と、勘定記入のやり方

今回の「頑張ろう日商簿記2級合格」は工業簿記の入門的なお話をします。
工業簿記を勉強するときに最初に大事になるのは、各原価の種類を理解することと、その原価に応じた勘定記入の代表例をマスターすることです。

今回は原価の3要素である材料費・労務費・経費のうち、材料費について簡単に分類をして、勘定記入の典型例を確認してみたいと思います。

ある程度工業簿記を勉強してみたけれど苦手意識がある方も多いと思うので、これを機会に基本的な部分を押さえておきましょう。

材料には直接材料費と間接材料費というものがあります。
直接材料費は原材料や素材のことで、これを主要材料費と言います。

あとは買入部品なども入ります。
買入部品というのは、自動車ならばタイヤです。

原料というのは、自動車で言うとボンネットを構成している金属の板などです。
製品の主な部分を構成するものの費用を直接材料費といいますが、この消費額はすぐに製品の原価として集計できます。

未完成の品物が一度作られて、そこから完成します。
ですから、材料を投入して仕掛品という未完成の品物が少しずつ積み上がって、100パーセント加工が終わったときに製品(完成品)となります。

だから、まずは未完成の品物の原価を積み上げます。
材料が減って、仕掛品という未完成の原価にいったん集約します。

ダイレクトに材料費の減少が仕掛品に受渡しされるものを直接材料費といいます。
これが先ほどお話しした原料・素材・買入部品です。

一方、接着剤など主要ではない補助的な材料がありますが、そのような補助材料や、スパナやペンチなどの工具器具、作業着や手袋などの消耗品、机などの有形固定資産にならない小額の備品などは間接材料費といいます。

ですから、いったん間接材料費という費用で迂回します。
いきなり仕掛品に入れるのではなくて、まずはいったん製造間接費という他の費用勘定へ迂回させて、間接労務費や間接経費といったものと合わせて、別ルートで仕掛品に集計します。

直接仕掛品に計上する直接材料費と、別のグループによけてから再度配分し直す間接材料費の2つがあるということを知っておくといいです。

事例を見ると、材料を100買って、そのうち65が原料・素材・買入部品などの直接材料費なので、この65だけは仕掛品に直接集計します。

そして、間接材料費21は製造間接費という費用のグループに集計します。
製造間接費勘定で間接労務費や間接経費も一緒に集計して、そこから仕掛品に配分し直します。

遠回りするのが間接材料費です。
直接材料費65、間接材料費21を引いた残りの14は材料の期末残高ということになります。

この残高は貸借対照表の流動資産に入ります。
こういった大きなストーリーを知っておくと、工業簿記・原価計算が楽しくなります。
今回の計算例も参考にして、材料費に関する知識を深めてみてください。

私はいつもあなたの日商簿記検定2級合格を心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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