1つの問題ごとに、制限時間を決めて問題を解いていこう!

今回は簿記1級にも簿記3級にも言えることですが、テキストの問題を解くときに漠然と解いてしまうケースが多いと思います。

普段の1問1問の解いている学習態度というのが本番の試験に出ます。
普段の勉強中にその人の態度や心構えなどを見ると、本番でどうなるかというのがだいたいイメージできます。

普段から100パーセント緊張すると疲れてしまいますが、「これは失敗したら致命傷だぞ」というぐらいの集中力をもって普段から勉強をしたほうが良いと思います。

これが本番だったら許されないという気持ちを持って、一発で解くような気持ちで1個1個の問題を解くことが大事です。

そのときにもう1つ大事なことは、スピードです。
本試験は簿記2級ならば2時間、簿記1級ならば3時間、簿記3級ならば2時間というふうに制限時間が決まっています。

時間内に解かなければいけないので、個々の問題を解く時間も決まっています。
たとえば10個の問題を2時間で解くならば1個あたり12分です。

処理する工程は20や30、場合によっては100ぐらいあるかもしれません。
そうすると、1つの処理に1分ぐらいかかるのです。

ですから、1つの問題を5分ぐらいの単位で解けるようになってほしいのです。
小さい問題ならば1分です。
1分~5分ぐらいの単位で制限時間を決めて問題を解いてみてください。

その時間を縮めれば縮めるほど、あなたの処理のスピードや正確性が高まります。
日商簿記検定1級のテキスト内に例題の制限時間が書いてあるので、その時間より少しでも短くやるようにスピードを上げてください。

1分単位で制限時間を設けて、その時間内に一発で解く練習を普段から毎日コツコツやっている方が本番で時間配分ができるのです。

普段やっていることが本番でも出ますので、1日1日の勉強で制限時間を定めて、その時間内で一発で解く練習をしてください。
必ずこれは本番で役に立ちます。

私はいつもあなたの日商簿記検定2級の合格を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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