教材は1つに絞って、こまめに反復練習しよう!
簿記の勉強に限らないのですが、何か1つの習い事をマスターしようと思ったら、できればテキストや参考書は1つに絞ってください。
そして「これ1つで応用が利きそうだ」と思うものに絞って、その基本問題を徹底的にマスターしてください。
そして、そこから少しずつ条件をずらして応用問題に進むというほうがいいです。
ですから、まずは今できる問題をしっかりと深掘りしましょう。
応用問題を深掘りするのではなくて、基本問題を深掘りするのです。
基本的なテキストは薄いものでも構わないので、その薄い1冊をしっかりマスターすることが重要です。
柴山式の簿記講座というのはインプットの教材を薄くして「これを完璧にできますか?」ということを問いかけている教材なのです。
1,000ページや2,000ページもある一般的なテキストのような体裁はとりません。
色々なやり方がありますが、柴山式はインプットは徹底的に絞っています。
それをこまめにやって、今日やったら明日すぐに復習してほしいのです。
そうしないと定着しません。
ですから、柴山式では「短期多回転」と言っています。
1つの問題を7回8回解くのは当たり前という感じでやっていきます。
苦手な問題は10回ぐらいやってもいいですか、10回もやればある程度覚えてしまいます。
覚えてしまって構いません。
手順を覚えることが大事で、その手順を新しい問題に適用すればいいのです。
新しいデータでその手順を適用できるかどうかが勝負なのです。
その手順を覚え込むには、少ない問題を繰り返し短期間に練習することです。
1つの問題に制限時間を設けて、小気味よく復習してみてください。
できる問題は1回や2回で終わらせていいですが、特に苦手な問題は10回復習してもいいです。
メリハリをつけてこまめに復習してください。
教材を絞って、こまめに、短期多回転で復習を繰り返すことが短期マスターの近道ではないかと思います。
頑張ってください。
私はいつもあなたの日商簿記検定の合格を心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。