直前期でのインプットとアウトプットのバランス(簿記1級)
今回は直前期におけるインプットとアウトプットの勉強時間のバランスについてお話をしたいと思います。
今日は2016年9月8日です。
次回は11月20日に第144回の試験が行われます。
いよいよあと2か月ぐらいで、直前期に差し掛かってきました。
この時期にインプットとアウトプットをどのようなバランスで行えばいいのかということを、大まかにお話をします。
9月11日からスタートしたと考えます。
9月は11日から30日までで20日あります。
10月は31日あります。
11月は19日あります。
合計70日あります。
1日2時間から3時間の勉強時間をとる方が多いと思います。
そうすると、9月が40時間から60時間で、10月が60時間から90時間、11月は直前期で少し多めに勉強するでしょうから40時間から60時間勉強することになります。
合計すると140時間から210時間勉強することになります。
9月11日から考えてもこれだけ勉強できるので、かなりの勉強ができます。
200時間もあれば多くの内容を勉強できます。
この時間のなかでどのように時間の配分をするかという戦略が必要になります。
初めて受験をされる方なのか、それとも2回目以降の受験なのかによっても違ってきますが、一般的にはアウトプットが多くなるので、テキストや講義の見直しは全体の10パーセントから20パーセント以下に抑えておくことがバランスとしては良いと思います。
一方、柴山式でいうと例題や過去問、あるいは可能であれば10月下旬から11月上旬だと思いますが、大手専門学校の模擬試験を1回ぐらいは受けてみていいと思います。
力試しと本番のシミュレーションをしたほうがいいと思います。
大手専門学校の予測しているところは最新のトレンドの場合もあるので、1つか2つを受けてみるといいと思います。
私の場合、2つの専門学校の模擬試験を取り寄せて仕上げをしたほうが良いとアドバイスをしています。
アウトプットは、柴山式ならば例題が大事です。
それと過去問と大手専門学校や出版社の直前予想問題を2つぐらいやってみてください。
この3つについて勉強時間の8割から9割を費やすことをおすすめします。
たとえば140時間勉強する方はそのうち115時間ぐらいがアウトプットです。
210時間できる方は190時間ぐらいがアウトプットの時間です。
とにかく講義やテキストの復習は2割以下に抑えたほうが無難です。
直前期にインプットを多くしてしまうと、バランスを欠いてしまいます。
これからは問題演習に勉強時間の8割ぐらいを割くことをおすすめします。
8割ぐらいをアウトプットにつぎ込んで、効率良く力をつけてほしいと思います。
私はいつもあなたの日商簿記検定1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。