できるところ(得意分野)に意識をフォーカスしよう!

今回のテーマは簿記2級や簿記3級でも役に立つお話です。

勉強を始めた頃というのはできないことが非常に強く印象に残ります。

 

できないことのほうが多いかもしれませんが、最初の段階でできないことばかりに意識をフォーカスしてしまうと嫌になってしまいます。

特にインプットを一巡させるときは、できることのみに意識を集中してください。

たとえば1時間勉強する場合、最初は3割ぐらいしか分からなくて、7割はできないことなのです。

 

そこで「7割できなかった」と思ってしまうと、その7割がズシンと頭にのしかかります。

したがって、できなかった7割のことを考えるのではなくて、できる3割のほうに意識を向けます。

 

「7割も分からない」ではなく「3割できたじゃん」というふうに、考え方を変えます。

そして「2回転目は3割が4割になったじゃん」と前向きに考えます。

強みを広げていくイメージです。

 

できないほうにフォーカスをしてしまうと、「1巡目は7割できなかった」「2巡目はまだ6割もできない」「3巡目、まだ半分もできていない」……などと考えていると、気が滅入ってしまいます。

 

逆に考えてください。

7割できないということは、3割できているのです。

 

6割できないということは、4割できているのです。

5割できないということは、5割できているのです。

 

このように、できているほうに意識を向けます。

「1巡目は3割できた」「2巡目は4割できるようになった」「3巡目はできるところが5割になった」……と考えるほうが前向きです。

 

このように、できるほうにフォーカスします。

そして、試験が直前に近づいたら、頭を切り替えます。

 

この時点では半分以上は分かっているのだから、分からない割合が減ってから、その時点で初めて分からない部分を意識します。

このほうが精神衛生上も良いです。

 

したがって、分からないことのほうが多い最初の段階は、できる部分(得意分野)を意識します。

 

そして、分からないところが減ってきた後半の段階で、初めて分からないところにフォーカスします。

 

勉強の前半は得意分野に意識をフォーカスして、「またできるようになった」「できるところが広がった」と考えて勉強してみてください。

 

やる気が上がるでしょう。

これはどの資格試験でも使える考え方ですので、ぜひ参考になさってください。

 

私はいつもあなたの簿記1級合格を心から応援しております。

ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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