がんばろう!日商簿記1級!!第43回「問題文を音読し、録音して繰り返し聞きましょう!」

よく受験生の方から受ける質問として、
「じっさいの本試験の問題文を見ると、文章が難しくて
理解できないです…」のような話を聞くことがあります。
これは、簿記の計算力の問題も時としてあるのですが、
それ以上に、「本試験の文章が、妥協のない日本語である」
ということをしっかりと理解していただいた上で、その対策を
考える必要があると思います。
ふだんから、漫画や雑誌のよみやすい柔らかい文章に慣れすぎて
いると、簿記検定のような、一定レベルに達していない人は容赦
なく落とそうという意図をもって作られている文章については、
まったく本試験のトラップ(わな)やノイズ(雑音)に対処
できなくなってしまいます。
要するに、「妥協のない文章に対する免疫がない」という
状態なのですね。
この時期になり、例題がどのていど網羅的にマスターできるか、
ということを考えると、忙しい方にとっては、「ちょっと難しいかも」
と思えることもあることでしょう。
そういったご事情も理解できますので、このさい、できないことに
無理にチャレンジするのではなく、不十分な状態でもいいですから、
はやく過去問の文章を読むようにしてみてください。
やはり、音読がいちばんです。
細かいお話は動画の本編に譲るとしまして、
ともかく、「声に出して読む!読む!読む!」です。
そのさい、「理解なんかしなくてもいい!!!!」
わからなくても強引に読み進む、ということを、
繰り返し体感してくださいね。
読書百編、義自ずから通ず、です。
簿記の問題を読み込んでいくと、妥協のない日本語の
訓練になるので、国語力が上がります。
ぜひぜひぜひ、ためしてみてね!!!!!
これ、いつにもまして、本気でオススメですよ~。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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