日商簿記検定1級合格のための「連結会計と退職給付会計」

退職給付会計について、個別財務諸表と連結財務諸表とでは、その取扱いが異なる点がある。

そのため、連結財務諸表を作成する際には、個別財務諸表の会計処理を修正しなければならない。

〈例題〉
×0年度末の退職給付債務:100、年金資産:80
×0年度末において、割引率の変更に起因し、退職給付債務の見積りが140となった。

なお、数理計算上の差異は、翌期から10年にわたって定額法で費用処理する。

個別貸借対照表は以下のとおりである

退職給付引当金は退職給付債務100から年金資産の80を引いた額となるが、これは積立状況を示す額ではない。
積立状況を示す額は、退職給付債務140から年金資産の80を引いた60である。

連結修正仕訳
・退職給付引当金から退職給付に係る負債への科目の振替
(借) 退職給付引当金 20  (貸) 退職給付に係る負債 20

・未認識数理計算上の差異
(借) 退職給付に係る調整額 40  (貸) 退職給付に係る負債 40

連結貸借対照表では、積立状況を示す額(退職給付債務140から年金資産の80を引いた60)が「退職給付に係る負債」として計上される。

未認識数理計算上の差異は、その他の包括利益(退職給付に係る調整額)を通じて純資産の部に「退職給付に係る調整累計額」として計上する。

以上の基本的知識をもとに、144回会計学第1問の1.の問題にチャレンジしてみましょう!

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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