石原産業が借地権売却で特別利益42億円

石原産業は6月3日、シンガポール子会社の土地の借地権の一部を政府系企業などに売却することが決まり、2015年3月決算で特別利益を計上する予定である旨、発表しました。

※関連サイト
http://www.iskweb.co.jp/cgi-pdf-n/irnews/1433316650_1.pdf

譲渡予定時期は2015年7月だそうです。

シンガポールの子会社は、原料価格の高騰などで赤字が続き、2013年8月に生産を終了していました。

なお、石原産業の最近の業績は次の通りです。

2014年3月
売上高105,293百万円
営業利益3,038百万円
当期純利益△7,836百万円

2015年3月
売上高103,330百万円(前期比△1.9%)
営業利益11,104百万円(前期比265.4%)
当期純利益6,983百万円(前期比-%)

2016年3月(予想)
売上高110,000百万円(前期比6.5%)
営業利益8,200百万円(前期比△7.9%)
当期純利益5,200百万円(前期比△25.5%)

2015年3月期は当期純利益が69億円でましたが、2016年3月期は純利益が52億円の予想だったのですね。
この状況から借地権などの固定資産売却益が42億円出るならば、単純に当期純利益の予想が42億円プラスで94億円と出るのでしょうか。

来年の業績に与える影響は大きいといえますね。

ちなみに、建物や土地や借地権などの固定資産を売却して、バランスシート上の価値(帳簿価額)よりも高い金額を受け取れる場合には、その差額を「固定資産売却益」として損益計算書の特別利益に計上します。

これは、経常利益の下の区分になるので、営業利益や経常利益は変化がなく、損益計算書の末尾の当期純利益を増加させる要因となります。

(借方)現金預金×××(貸方)借地権****×××
***************固定資産売却益×××

借地権を売却して売却益が出る場合は、イメージとしては上記のような仕訳が考えられると思います。

ご参考になさってください。

(日経15*6*4*17)

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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