【簿記1級の理論対策 ご質問】 テキストや講義以外に、会計学など特別に理論対策をした方がいいでしょうか?
ときどき、簿記1級の学習をされている方から理論対策についてご質問を受けることがあります。
会計学については、これまで25点のうち5点くらいが理論への配点でした。
理論の出題形式としては、
1.語句の穴埋め
2.語句の選択
3.正誤判断
4.50字以内の簡単な記述(めったに出ない)
が代表的です。
公認会計士の論文みたいに、踏み込んだテーマについて起承転結などをふまえながら長文の論述をさせることは、まずないので、理論といっても、じっさいは会計の論理的思考ではなく、知識を知っているかどうかを問われます。
なので、70点以上を取ればいいと割り切るならば、あまり神経質になることはないのですが、最近は会計学でも6~9点くらいの配点がなされる時もありますし、工業簿記・原価計算のほうでも5~7点くらいの配点になり、あわせて10点を超える回もあったりします。
なので、全く無視するわけにもいかない、ということで、今回の動画による解説に至ったわけですね。
結論としては、各自が合格後にどのようなゴールを想定しているか、あるいは、1級合格時点のビジョンをどうとらえているか、で決まると思います。
そのあたりを踏まえて、1級の理論対策にご関心がおありの方は、一度動画をご覧になってみてください。