自分で選んだ行動と人から言われてやる行動では、やがて9倍の差がつく!

今回はモチベーションと長い間の効果の差についてお話ししたいと思います。
どんなことでも自分から進んでやったほうが効果が違います。
それはどういう精神状態でやるのかというと、こんな感じだと思います。

自分から進んで行動をとるという方は、日頃から目的意識がしっかりしていて、自分が何のために行動すべきかという目的が明確なのです。

常日頃からゴールを意識するということがポイントです。
これは7つの習慣の第2の習慣における「終わりから始める」というものです。

自分は今何のために生活をしていて、将来どうなりたいかという将来のゴールがはっきりしていることがポイントです。

そうすると、そこから逆算して今やるべきことがある程度イメージできているのです。
従って、日々自分から選んで行動をするのです。

それに対して目的意識が明確でないと、いつも人から言われてやる行動になってしまいます。
自分が何をすべきかはっきりしていないので、余った時間をダラダラと過ごしてしまいます。

娯楽やお酒など、自分の快楽を求めたり、苦痛から逃れようとしたり、やりたいことだけをやるというふうになってしまいます。
そういう場合は人に言われてやる行動が多くなってしまいます。

会社でも、自分が何をすべきかはっきり目的意識を持っている人は、「こういうことをしたほうが良いのではないですか?」と自分から上司や部下に提案をします。

そのように、自分で選んだ行動を日々とるようになります。
目的意識がないと上司の指示がないと動けなくなります。

「上司が指示してくれないから、私は仕事ができません」ということでは会社としても困ってしまいますし、自分自身も成長できません。

これは私の経験則なのですが、その瞬間その瞬間で自分から進んで選んだ行動と人に言われてやる行動は、モチベーションの差(行動力の差)が3対1ぐらいだと思います。

しかし、それが1年2年、あるいは半年1年と時間が経ってくると、複利計算になってくるのでどんどん差が広がっていきます。

目的をもって自分から進んで行動をする人は、相手が考えていることも分かっているのです。

「部長だったら多分この行動を認めるだろうな」「こういうふうにしてほしいと思うだろうな」というふうに先回りできるのです。

自分から積極的に行動する人と人に言われてから行動する人では、全然モチベーションが違います。

最初は3対1ぐらいの差かもしれませんが、それが積み重なっていくと2乗倍の差になってきます。

自分から行動する人は3の2乗で9になりますが、他人から言われてやる人は1の2乗でいつまで経っても1です。
そうすると、1年後には9対1ぐらいの実力となって表れます。

自分から進んで行動を選ぶ人と人に言われてやる人の違いが複利効果で累積していって、9対1の差になってしまいます。
この間接効果が怖いのです。

期間が経つごとに実力差が広がっていきますので、皆さんは自分から進んで選んで行動する人になってください。
そのためには目的意識をしっかりと持つことが重要です。

「自分は何のためにこの仕事をしているのか」「自分は何のために日々生活しているのか」ということを考えて、自分の本来の気持ちや長期的な展望をもって、普段の行動に落とし込んでみるというのも有効です。

自らの行動を自分で選ぶ前向きな日々を送ってください。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
商品に関するご質問・ご相談はこちら