短期的な結果は効率性、長期的な成果は効果性で考える!

今回は7つの習慣の要素も入っている考え方についてお話しします。
効果性と効率性はトレードオフの関係にあります。

つまり、効率性を追求すると効果性が低くなりますが、効果性を追及すると効率が低くなります。

マクロ経済学でいうところの失業率と物価の関係と同じです。
このように、両方並び立たないケースがあるのです。

並び立つケースもあるかもしれませんが、7つの習慣では使い分けていて、非常に面白い理論なので、今回私は一緒に考えてみたいと思います。

クレーム対応や納期のある急ぎの仕事というのは効率が重視されます。
短期的な目先の結果を求める場合には効率の良い仕組みが必要になりますが、そればかりだとギスギスしてしまいます。

長い目で見ると、効率性ばかりだと人間は疲れてしまいます。
人間というのは感情がある生き物なので、無駄を省くことを極限まで追求すると、最終的には「自分も要らない」ということになりかねません。

ですから、使い分けが必要です。
短期的な結果を求めて今やらなければいけないことは効率が必要です。

あとは手段です。
道具の扱い方は効率性が大事だし、個々の作業は効率性が必要かもしれません。

しかし、集団で動くときや人間関係にまで広げてしまうと問題があります。
効率の良い人間関係というのは殺伐とした感じになってしまいます。

そう考えると、人間関係や自分がいきいきと成長していくという、長いスパンで考えた場合、効率ばかりを追求するとつまらない人生になってしまいます。

おそらく、モチベーションが下がって、長い目で見てマイナス要因になってしまうこともあります。

効率だけではなく、ときには効果性も考えていくことも必要です。
人間関係を醸成していくには効率ばかりではまずいです。
自分の時間も潤沢に使いながら、相手のためを思って何かをするということも必要です。

人間関係というのは見返りを求めすぎるとギスギスしてしまいますので、「奉仕の精神」という言葉が適切かどうかは分かりませんが、見返りを求めずに行動するという側面もないといけません。

少ない努力で多くのリターンを求める効率性も大事ですが、こればかりではつまらないです。

逆に、効果性ばかりでも目先の成果が手に入らないので、これも難しいです。
ですから、バランスが大事です。

ややもすると私たちは効率ばかりに目がいってしまうので、効果性のほうにも少し多めに意識を向けるくらいでちょうど良いと思います。

人間関係や成果・目的、そしてチームでマネジメントするときにも効果性を重視することが大切です。

チームでマネジメントするときは、全ての手段を一から十まで指示してしまうと、使い走りのデリゲーションというふうに7つの習慣では言っていますが、部下も育ちませんし、モチベーションを高めて仕事ができないので、望んだ成果以下のものしか出てきません。

そうするとイライラしてしまいます。
そうではなくて、求める成果だけを相手にきちんと伝えることがポイントです。

仕事を依頼するときには相手にある程度力量があることを想定しているはずです。
その力量にあったことを頼むわけですから、ある程度の手段は任せて、成果にだけを明確に求めるようにしたほうが良いです。

成果責任ということを明らかにするということです。
人と協力して仕事をするときには、時には回り道をすることもあります。

しかし、長い目で見たらチームで動いたほうがより大きな成果が手に入ることは間違いありません。

ですから、ワーキングスキルのような個のスキルを高めることも大事ですが、効果性という長期的な視野に立った発想を強めに持ったほうが良いという気がします。

コンサルティングの相談を受けていても効率に関する相談が多いです。
皆さんは普段いかに効率良く物事を達成するかということばかり考えているので、あえて効果性も考えたほうがバランスが取れます。

逆に言うと、長い目で見て効果が出るような仕組みを作ってしまえば、あるいはそのようなスキルが上がれば結果的に目先の問題も減るので、効率性が必要な場面が減少するわけです。

ですから、長い目で見た効果性も少しは意識したほうが良いです。
どちらか一方ではなくて、効率と効果のバランスが大事だということです。
ぜひ意識してみてください。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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