目標は2度達成される!

今回は、自分が設定したゴール・目標は2回達成されるというお話をしたいと思います。
家を建てるという目標、プラモデルを作るという目標、「売上アップ」「合格する」といったような何かの成果を出すという目標があったとします。

家を建てるという目標を考えた場合、ステップは2つあると思います。
それは建築のための設計図をつくることと、設計図に従って家を建てることです。

ステップ1の設計図を飛ばして造り始めることはないと思います。
つまり、実際に具体的な形になる前の潜在的なイメージを書面に表します。

これは他の事例で考えれば分かるのに、なぜか目標達成のような自己啓発になるとこれを飛ばす人が多いのです。

あるいは、この部分の作り込みがいい加減なのです。
一度家を建てると何十年も住むので、いい加減には造れません。

しっかりとしたものを造ろうと思ったら、設計士などのプロが書いたそれなりの設計図が必要です。

建築のための設計図をつくるのですが、その設計図に従って専門の工事業者などのプロが家を建てます。

精密な設計図をつくって、しっかりとした技術を持っている人が設計図に従って家を建てます。

だから、これだけしっかりとした家が建てられるのです。
設計図をつくるという、家を建てる人たちの中の脳内イメージをつくりますが、これをとても精密化されています。

次にプラモデルの例ですが、プラモデルに限らず、ベッドや机などの家具の組み立てもやると思います。
その状況を考えてみてください。

いきなり作り始めることはありません。
まずは説明書を開いて、部品類が揃っているかを確認した上で、手順に従って組み立てます。

つまり、成功や成果を出すには設計図や手順書というのが必要なのです。
説明書の手順に従ってプラモデルや家具を完成させれば、見て楽しいプラモデル、あるいは実用的な家具が出来上がります。

設計図や説明書がきちんとある状態、これをつくる第一段階があるのです。
そして、その手順に従って行動します。

そうすると、潜在的な脳内イメージの成果物が行動によって顕在化され、第2の達成になるわけです。

つまり、頭の中の抽象的なイメージの中で第1の目標達成が行われていないとまずいのです。

これなしにいきなり達成しようとするケースが自分の自己啓発やレベルアップでやってしまうのはなぜかということです。

しかし、実は設計図や手順書をつくるのは専門家ですが、自己啓発は自分で設計図を作る必要があります。

最初は慣れていないので失敗してもいいのです。
だから、たくさん設計図を書いて、何度も何度も失敗を重ねて計画書を作るのです。

自分で作らなければいけないので、何度も作ってレベルを上げるしかないのです。
家やプラモデルを作るときの状況と違うのは、自分で成果を出すには自分で計画書を作らなければいけないということです。

しかし、それ以外はやることは同じです。
潜在的な脳内イメージの達成を計画書を作ってやります。

本田圭佑選手や大谷選手やイチロー選手なども、小学校や中学校の作文などで未来の設計図を作っていたりします。

未来イメージをしっかり持つという第1の設計図の精度を高めるのです。
これが自分の潜在能力にピタッと合うように作れるようになるのです。

自分の能力に見合った能力が最大限に発揮できるようなイメージ、現実的にレベルアップした状態、そして最大の夢が掴める、自分の能力。

あなたの能力もある意味無限で色々な可能性があります。
その色々な可能性の中の一番高い所を目指せるような、精度の高い計画書が作れるようになります。

これは何度も失敗を重ねて作るしかありません。
だから、どんどん計画を作ればいいです。

自分が1級建築士やプラモデルの設計図の制作者のようなベテランになればいいのです。
多くの方はPDCAのPの部分が弱く、適当か、作っていないのです。

だから行き当たりばったりになってしまうのです。
世の中の95パーセントが行き当たりばったりなので、たまたま上手く行っても再現性がないのです。

私は9割以上はある程度計画は作っても、その計画の精度が低いのです。
1級建築士がつくるのと素人がつくった設計図は違います。

素人がつくった設計図でしか動いていないから失敗するのです。
であれば、計画書を何度も作って計画策定が上手くなればいいのです。

やればやるほど精度が上がって、あなたの行動がどんどんレベルアップします。
だから第1の達成を軽視してほしくないのです。

重視してください。
計画は失敗するものなので、何度も失敗して書けばいいのです。

失敗を繰り返して計画書のレベルを上げていけば、その先には建築の設計図のような精密なものができあがります。

ですから、計画を何度もつくりましょう。
そして、計画書をつくって第1の達成をしたあとに、それを行動に移して最大限の効果を得ます。

ただこれだけなのです。
多くの方は最初の第1の達成のところでやらないか、やっても経験が少ないから適当な計画になっているか、夢を追いすぎているかのどれかです。

自分の持っているポテンシャルを最大限に引き出せるような現実的かつ理想的な計画書が立てられるようになれば、あなたの成功率もグッと上がります。

これは世の中の90パーセント以上の人がなかなかできないことなので、もしあなたがこれをできるようになれば、上位5パーセントに入れることは間違いないでしょう。
ぜひ頑張ってみてください。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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