簿記検定、直前10日間でやること!

いよいよ第149回の簿記検定まで10日となりました。
この10日前後の期間に何をすべきかをお話しします。

まずは本番を想定したシミュレーションを行います。
具体的には時間配分と、本番でできない問題に当たったときの対処法の2つです。

できない問題は飛ばします。
そして、時間配分を最初に予定しておきます。

例えば1つのやり方として、商簿・会計であれば会計学を30分やって、残りの1時間で商業簿記の部分点を積み上げていきます。

考えて分からなければ後に回して、できる問題から解いていって、1点ずつ部分点を積み重ねて商簿・会計は35点が目標(最低30点)です。

工簿・原計は、できれが35点から40点程度を目指して、合計で70点以上を目指します。
もちろん、足切りにも注意をする必要があるので、商簿・会計・工簿・原計の4科目それぞれ10点以上を取ってください。

白紙回答はせず、必ず何か書き込んでください。
分からないときでも必ず数字を埋めてください。

ということで、「時間配分」と「できない所に固執せずに次に行く」という訓練をこの10日間でやってください。

過去問の簡単なもので結構ですので、最低でも3回ぐらいは本番を想定したシミュレーションをやっておくと良いです。

そしてもう1つですが、「個別問題の落ち穂拾い」です。
同じ問題が本番で出たら不合格に繋がりそうな、苦手な個別問題を優先的にやってください。

これらの対策はまさに受験のリスクヘッジです。
落ちる可能性をできるだけ減らして本番に臨むという、リスクマネジメントが直前10日間のポイントです。

その結果ヤマが当たれば、それは恩恵としてあなたのプラスになります。
ですから、まずは落ちるリスクを減らすというのがポイントです。
ぜひ頑張ってください。

私はいつもあなたの日商簿記検定1級を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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