結果は「関心の輪」、努力は「影響の輪」

今回の「前を向いて歩こう」は、7つの習慣の第1の習慣における「関心の輪」と「影響の輪」について一緒に考えてみたいと思います。

物事というのは努力の先に結果があります。
結果というのは良い結果であることも悪い結果に終わってしまうこともあります。

努力と結果の関係を「関心の輪」「影響の輪」という第1の習慣のコンセプトで見てみたいと思います。

ご存じの方も多いと思いますが、関心の輪というのは例えば今日の天気や試験の結果など自分自身が関心のあることですが、これは蓋を開けてみないと結果が分かりません。

自分ではコントロールできないことです。
それと同じで、自分自身ではどうすることもできないものに「他人の気持ち」があります。

人が自分のことを好きかどうか、自分のことをどう思っているかという相手の気持ちは自分の力ではコントロールすることができません。

しかし、「あの人はどう思っているかな」と人の気持ちに左右されることも多いです。
相手の自分に対する見方を考えて不安になることも多いでしょう。

しかし、これはエネルギーの浪費になってしまって疲れてしまいます。
自分ではコントロールできないのですから、割り切って気持ちを切り替えます。

私もあなたも何ができるかというと、影響の輪の中で努力を集中するしかありません。
自分で努力することは可能ですので、ここにフォーカスします。

将来の結果を悔やむよりも、まずは目の前の自分ができる努力に集中します。
ここに意識をフォーカスできるかどうかがあなたのパフォーマンスが変わってきます。

これは勉強も同じで、受かる・落ちるをクヨクヨ考える暇があったら、今できる努力をしましょう。

もう一つ、自分の気持ちも影響できます。
例え嫌なことがあっても、それに対して怒ったり悲しんだりするという選択をするのもあなたです。

嫌な結果が出ても一歩引いて「自分にとっては実害があるわけではないから、イライラしなくてもいいではないか」というふうに自分の気持ちを選択するのも自分なのです。

嫌なことがあったり思いどおりにいかなくてカチンとくるのは、自分が選んでいることなのです。

そこでイライラしないという選択もあるのです。
ニコッと笑って普通に過ごそうと思えばできるわけです。

つまり、自分の気持ちも自分でコントロールできるので、ここは影響の輪です。
自分の感情、自分の受け止め方、自分の考え、これは影響の輪で、ここを変える努力をしなければいけません。

周りのせいにしてはいけません。
「上司が悪い」「同僚が悪い」「取引先が悪い」など、自分の影響の輪の外にある関心の輪のことでクヨクヨしてもしようがありません。

自分の努力、自分の感情をコントロールできたら素晴らしい生活が待っていると思いませんか?

関心の輪より影響の輪に意識をフォーカスして、今できることをやりましょう。
これは勉強でも仕事でも当てはまることです。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
商品に関するご質問・ご相談はこちら