目標はワンランク高めに設定してみよう!

今回の「前を向いて歩こう」は目標の設定の仕方と取り組み方についてのコツをお話ししたいと思います。

同じ目標を掲げて努力をしていても、その目標達成によって能力が上がる人もいればマンネリ化して能力がなかなか上がらない人もいます。

目標通りに目標設定をして努力しているのだけれどなかなか力がつかないと思っている方もいるかもしれません。

色々な原因があるかもしれませんが、1つの大きな違いに目標の距離感があります。
私は筋トレをやっていますが、例えばベンチプレス5回上げるときに、5回というのは割と実力の範囲内であることがあります。

5回まではストレスなくできる状態で5回を目標にしてしまうと、それ以上の刺激がないので脳が安心してしまうのです。

ある意味マンネリ化してしまいます。
5回で終わると気持ちよく終わるのですが、さらに1回か2回プラスしてやってみるのです。

私がお願いしている専属のトレーナーも必ずギリギリまでやらせようとします。
その理由を聞いたことがありますが、脳の想定外の範囲で終わってしまうと脳が安心してしまうのです。

ですから、そこから新たなプラスアルファの能力開発をしようとしないという傾向があるらしいです。

筋肉の回復には超回復という言葉がありますが、筋トレをすると筋繊維が一度損傷しますが、それが回復ふると元の状態よりも少し多めに筋肉がつくのです。

そのときになぜ超回復するかというと条件があるらしくて、これはトレーナーの1つとしてご意見として伺って納得したのですが、自分ができる範囲の中でトレーニングをしても脳は安心してしまうのです。

脳というのは良い意味で不安定な状態に置かれると頑張ります。
危機感があるから頑張れるのです。

少し高めの目標で一生懸命やるとキツいと思いますが、キツいと思うと脳は心配します。
ということは、将来もこれと同レベル以上のキツいことがあるかもしれないと思ったら、今までの筋肉の量ではまずいと脳が思うのです。

そのときに、回復するときに元よりも高いレベルまで引き上げようと脳が危機感を持つのです。

この危機感を持たせるという意味で、少し高い目標を持って、負荷をかけて筋繊維を損傷させます。

このような脳の習慣を上手く逆手にとったのが超回復をもたらすストレッチ目標をもったトレーニングです。

1人でやるとおそらくキツくなる一歩手前でやめてしまうのですが、横にトレーナーがいると限界を超えた努力をしようとします。

それによって脳が不安を感じるかもしれません。
それがもしかしたら超回復のポイントかもしれません。

このようなことを考えてみると面白いです。
少し高めの目標を設定することで脳が危機感をもって高いレベルの回復をして、レベルアップにつながるような脳の仕組みを利用しましょう。

これは仕事でも勉強でも使えると思いますので、ぜひ試してみてください。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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