コア業務を90点主義、ノンコア業務を75点主義と使い分けてみよう!

今回の「前を向いて歩こう」は仕事のメリハリの付け方についてお話したいと思います。
全ての仕事を同じような集中力でやってしまうと疲れてしまいます。

1日中ずっと緊張した状態でいると体が持ちません。
そして、いざ大事なことがあったときに集中できなくなってしまいます。

仕事の中核となる重要な仕事とそれ以外の仕事に分けます。
重要な仕事をコア業務、それほど重要ではない周辺の作業をノンコア業務というふうに分けた場合、こういう比率になるのではないかと思います。

これは仕事や勉強もそうです。
例えば業務の中で100のうち2割がコア業務です。

要するにあなたや組織のパフォーマンスに影響を及ぼす重要な作業2割を特定します。
これ以外はノンコア業務ということで、程々にやります。

場合によってはやらなくても良いわけです。
これが重点思考です。

重要なものではないものが8割ぐらいあるとすると、その部分はやるかやらないかはお任せしますが、やらないという選択肢も時としてあります。

やるならば、ここで9割とか100パーセントを目指す場合には非常に疲れてしまいますので、やらないという選択肢もありますが、やっても75点ぐらいです。

何を言っているかというと、25点ずつの刻みでいくと、最初は25点、次のプラス25点で50点、次のプラス25点の3段階の25点のプラスの75点ぐらいまでは割と努力に対して右上がりの上がり方が結構良いです。

割と早く上がるのですけれど、75点を超えたあたりからは結構レベルが上がっているので、そこからプラス5パーセント10パーセント上げるのは大変です。

75点から100点に上げるのはとても大変です。
従って、0から75まで作業をするのと75から100まで作業をするのは3倍ぐらい違うと思います。

とすると、ここからプラス1点上げるのにすごく労力がかかるので、75点主義あたりの程々で切り上げて、そしてコアに移ります。

ノンコアを常に100パーセントやろうとするとメリハリが付かなくなります。
問題演習もそうで、これからいくらやってもパフォーマンスが上がらないのであれば、いったん切り替えてリフレッシュをするのもありです。

しかしコア業務は9割以上で、限られた作業で重要なものについては90点から場合によっては100点を目指します。

75点以降のプラスアルファの積み上げのスピードが鈍っても完璧に近い状態までやるというのも大事です。

自分にとってコアな業務は何かということをまずはシミュレーションしましょう。
ということは、ノンコアを思い切って切り捨てるという勇気も必要だということです。

これは仕事でも勉強でも時間管理でも同じことが言えます。
20パーセントのコアは9割以上の精度で、80パーセントのノンコアは7割~8割以下の程々の成果という使い分けも時として必要ではないかと思います。

あなたの限られた時間を有効活用するために考えてみてください。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
商品に関するご質問・ご相談はこちら