むずかしいテーマは、なぜそれがあるのか、趣旨に興味を持ってみよう!

今回の「頑張ろう日商簿記1級合格」は休暇中で家内の実家に来てお話をしています。
簿記1級の勉強などをしていると難しいテーマにあたることもあります。

例えば先日行われた146回の問題ならば通貨オプションがありました。
一瞬難しそうに思えて実務の現場ではなかなか見ることがないかもしれません。

昔で言うと不動産の流動化や事業譲渡や連結など、身近なものでないと難しいと思うかもしれませんが、そういうときこそ「なぜそれをやるのか」という理由を考えてみると、興味を持って勉強できます。

例えば通貨オプションの場合は、将来の為替レートを固定できないと、1ドル110円で売ったものが105円に下がったといったように為替レートの変動で損をすることもあります。

連結決算ならば都合の悪い子会社を外して良い子会社だけを集めて連結決算をするというような大雑把なことをしてしまうと、業績に意図的に良く見せることもできます。

良い会社と悪い会社全てをまとめてグループ全体の実力を出すために、都合の良い会社だけを選ぶのではなくて、全部連結して足すというということをなぜそれをやるのか。

逆にそれをやらないとどういう不都合があるのかというその理由・趣旨を興味を持って取り組んでみると良いと思います。

ぜひ苦手な論点も興味を持って取り組んでいただければ得意科目になるので頑張ってください。

私はいつもあなたの日商簿記検定1級の合格を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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