迷ったときに、第一歩を踏み出す勇気を持とう!(日商簿記1級)

今回の「頑張ろう日商簿記1級合格」は迷ったときの判断基準について一緒に考えてみたいと思います。

今日は2017年6月17日ですが、6月11には第146回の日商簿記検定がありました。
受験された方はお疲れさまでした。

この1週間で柴山式の日商簿記検定1級講座の受講生がずいぶん増えてきていますが、その理由の1つとしては146回の日商簿記検定2級が比較的標準的な難易度で、正しい努力が反映されたということで、比較的受験しやすい回でした。

私からするとすごく良い出題でした。
出題委員の先生方はいい仕事をしています。

合格率としても30パーセント以上いってもおかしくないような難易度でした。
やはり3人に1人ぐらい合格するぐらいの難易度が丁度良いと思っています。

今回の難易度・出題範囲・コンセプトをできれば147回以降の試験でも崩さずに同じような感じでやっていただくと日商簿記検定の受検者数も増えて、活性化されて、簿記1級を勉強しようという意欲的な方が増えると思います。

日本商工会議所の方、関係者の方、出題者の方、ぜひ今回146回の出題の精神を忘れないでください。

実務に使えれば良いので、必要以上に難しくすることはないのです。
そこそこの応用問題はあっても良いですが、変な引っかけ問題などを出さずに、素直に正しい努力が反映される問題を出していただきたいです。

出題のレベルや範囲が安定して合格率も安定したほうが受験生も安心して受験できます。
そうすると質の良い受験生も増えますし勉強意欲の高い人も増えてきます。

今後の簿記検定の活性化のために146回の出題のコンセプトを147回以降の踏襲していただきたいですし、そう信じて私は指導していきたいと思っています。

ともあれ、今回の簿記2級の受験に対する印象は全体的に良かったのではないかと想像しています。

それもあって簿記1級の勉強をしようという前向きな方が増えてきたと思っています。
簿記1級というのは簿記2級よりもレベルが高いので、中には不安だと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、簿記1級の知識は日経新聞が読めたり高度な判断もできますし、上場企業の会計決算は簿記1級レベルの知識が求められるので、新聞発表や上場企業の決算を読むためにも簿記1級の勉強というのはとても役に立ちます。

最終的に合格することが目標としてありますが、合格率は1割程度です。
努力の量は多いですが、きちんと頑張れば誰でも合格するチャンスがあります。

それなりにハードルは高いですが努力は必ず反映されると思っています。
ただし、最後の合格・不合格は横に置いても勉強する過程で色々な専門知識が身に付きますから、実務にも役に立ちますし、あなたのビジネスマンとしてのスキルも上がります。

私は簿記1級は誰もが挑戦しても良い試験だと思っています。
そのときに、迷ったらどうするかという発想ですが、やれば失敗できますがやらないと失敗すらできません。

やって後悔するかやらないで後悔するかですが、私は人生が終わるときに「あれやっておけば良かったな」という後悔は死んでもしたくないのです。

死ぬときになって「死んでもしたくない」というのはおかしな話ですが、死んでもこんな後悔はしたくないです。

私は99.9パーセントやります。
やらないのは命に関わることや家族や周りの人間に余程致命的な迷惑がかかるものだけです。

しかし、少々の迷惑ならば多分やると思います。
迷惑をかけた分はあとでフォローします。

少々の迷惑ならばやるべきだと私は思っています。
大きな迷惑ならともかく、少々の迷惑で周りのことを考えてやらないというのは自分の人生に対して嘘をつくことになります。

あとでそれに見合ったフォローをすれば良いのです。
理解を得る努力をすれば良いのです。

そして、周りの協力に感謝をしながらやることはやるのです。
起業をするときはします。

そこで自分の意見を通します。
そこがだめな人とは場合によっては付き合いません。

自分の人生ですので、私のやりたいことができないのならば、それをやらせてくれない人とは付き合いません。

例え家族だろうが肉親だろうが別人格です。
その人が一緒に自分の墓の中に入るわけではないので、自分で決めてください。

それが自律です。
少々の家族の反対があっても押し切るぐらいのガッツがなければ物事は成り立ちません。

やって失敗するというのは学びがあるのだから、改善する余地があります。
失敗なければ成長なし。

失敗をしないということは、ある意味自分の人生に対して罪なのです。
どんどん失敗をしましょう。

やらない後悔をするのは失敗できないので多大な損失です。
迷ったらやって失敗して「あちゃー」と思うほうに私はいきます。

「やっておけば良かった」のほうには行きたくありません。
やらないで後悔するのは嫌です。

その判断基準でどんどん失敗をします。
もちろん致命的な失敗にならないように工夫をして挑戦します。
参考になれば幸いです。

私はいつもあなたの日商簿記検定1級の合格、そしてスキルアップ、チャレンジを心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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