練習練習、また練習、です!

今回はインプットとアウトプットの比率について考えてみたいと思います。

簿記に限らず、実学において大事なのは実践です。

学んだことを使ってみるのです。

経営戦略やビジネスでの営業技術などは実際に仕事の場で使って経験を積む(アウトプット)ということがありますが、資格試験のアウトプットは「練習問題を解く」ということになります。

 

私の経験上、インプットとアウトプットの比率は1対3から1対4は必要だと思います。

インプットを1やったらその3倍以上はアウトプットの練習をしないと十分な熟練度にはなりません。

 

おそらく3倍でも足りず、人によっては5倍6倍とやっても良いと思います。

つまり、10時間インプットをしたら最低30時間は練習をするというイメージです。

 

日商簿記検定3級の場合、柴山式では12時間から13時間程度のインプットがあるので、アウトプットは40時間から50時間ぐらい必要になります。

 

レベルが上がれば上がるほど練習量は多くなります。

特に日商検定1級の場合、柴山式ではインプットが40時間から50時間あります。

 

少し余裕をみて50時間だとしても、全体の勉強時間は500時間ぐらい必要なので、インプットの9倍程度はアウトプットが必要になるということです。

やはり相当な練習量が必要になります。

 

授業が40時間から50時間で、復習に同じぐらいの時間をかけるので、100から120時間ぐらいがインプットの時間となります。

 

120時間の3倍が360時間ですから、120+360で480時間になります。

一般的な専門学校のカリキュラムでは、講義に180時間ぐらいかけるので、復習も合わせると300時間がインプットの時間になります。

 

アウトプットがその2倍の600時間として、インプットとアウトプットの合計は900時間になります。

 

柴山式の場合は、簿記1級であればインプット100時間+アウトプット300時間から400時間以上で合格を勝ち取るというイメージになります。

 

インプット(授業と復習)1に対してアウトプットは3倍以上が理想です。

基本的な知識の習得であれば1対2でもいいかもしれませんが、概ね1対3以上を意識しましょう。

 

11月20日の第144回試験を目指す方は、1対3と言わずにアウトプット中心の学習を行いましょう。

 

直前期は9割以上をアウトプットに費やしてください。

インプットはある程度大まかでもいいので、アウトプットを徹底的に繰り返しましょう。

 

私はあなたの簿記合格を応援しております。

ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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