第143回3級の本試験、がんばってください!【がんばろう!日商簿記3級合格59】

がんばろう日商簿記3級合格、今回のテーマは「第143回3級本試験をがんばってください」というテーマでお話をしたいと思います。

今日は2016年6月11日です。
いよいよ明日は143回日商簿記検定の本試験ですので、がんばってください。

日商簿記検定2級と3級に関しては、前日にがんばれば20点ぐらい点数が上がることがありますので、前日を上手く使って、さらに得点を伸ばして合格の確率を高めましょう。

今回は、前日の過ごし方と、当日の試験会場での過ごし方に関する注意点の2つについてお話します。

今日、早めに動画を見ている方はまだ時間があると思うので、今日はできれば3時間から5時間ぐらい勉強を頑張ってみてください。
それでもう1ランク上げましょう。

何をやるのかというと、2時間は過去問や予想問題などの本試験形式の問題を本番と同じ時間でシミュレーションしましょう。
できればやったことのある問題を解いてください。

70点以上を取って、合格のいい感覚をもって明日の試験に臨みましょう。
時間配分ですが、120分の試験時間のうち110分を使います。

110分の内訳ですが、第一問の仕訳が10分、第二問の補助簿の問題が10分です。
しかし、得点配分は第一問は20点で第二問は10点です。
したがって、第一問が大事です。

第二問はそれほど点数を取れなくてもいいです。
最悪、0点でも勝負できます。
しかし、第二問は20点満点のうち、できれば16点、最低でも12点は取りたいです。

そして第三問の試算表作成問題が基本です。
ここは30点という大きい配点で、40分で解答します。
40分のうち、前半の20分が下書きで、後半20分が解答用紙の作成です。

第四問は、従来は伝票などやT字勘定の記入や決算修正の仕訳などが出ていました。
多少のバリエーションがありますが、小さな問題です。
10分で10点となります。

ここも10分経ったら必ず終わらせてください。
半分しか書けていなくても大丈夫です。
全くの空欄はもったいないですが、何か書きましょう。

とりあえず半分でも埋まったら、10分で次にいきます。
大事なのは第一問と第三問と第五問です。

最後の第五問は、従来であれば精算表の作成問題がほとんどでしたが、最近は貸借対照表や損益計算書を作成させる問題が出る事もあります。
しかし、やることは同じです。

決算整理仕訳をして、精算表または財務諸表(貸借対照表・損益計算書)に記入をします。
第五問の時間配分は40分で、下書き(決算整理仕訳)に20分で、残りの20分で精算表または財務諸表の作成をしてください。

時間配分は第一問が10分、第二問が10分、第三問が40分、第四問が10分、第五問が40分です。
残りの10分は最後に後回しにした難しそうな問題を解いたり、見直しをしてください。

見直しをする優先順位としては、まず、第一問の仕訳のイージーミスをなくして、第三問の試算表の集計を確認して、第五問の見直しをしてください。
特に仕訳は1つ4点なので大きいですので、第一問は優先して見直しをしてください。

第一問、第三問、第五問の見直しをして、まだ時間が余るようでしたら、第二問と第四問の見直しもしてください。
この練習をまずは今日やってください。

残りの時間は仕訳問題の苦手なところを10個やってください。
そして第三問の試算表をもう一度勉強してください。
第三問の試算表のポイントは、解答用紙をよく見ることです。

合計試算表なのか、残高試算表なのか、合計残高試算表なのかを確認してください。
せっかく仕訳が出来ているのに試算表の処理を間違えて落ちるケースもあり得ますので、間違えないように気をつけましょう。

第五問は精算表の過去問または総合問題を1つやって、財務諸表の作成の過去問または総合問題を1つやって、合わせて2つの総合問題を解いてください。
これらをすべてやると5時間ぐらいかかりますが、がんばってやりましょう。

そして本試験当日のお話ですが、試験開始30分以上前には現地に着いてください。
早めに行きましょう。

ギリギリに行くと精神的に落ち着かないので、できれば30分以上前に試験会場の近くに着いておくことをおすすめします。

そして、本番が始まったら「自分はできるのだ」と自信を持ちます。
大事なことですが、できない問題は飛ばしましょう。
1分考えてできない問題に悩んで、メンタル的に落ち込むのはもったいないです。

感情を抜きにして、できない問題は最後の10分に後回ししてください。
できる問題から手を付けてください。

問題を解く順番は今日のうちに確認しましょう。
ポイントは順番と時間配分を守ることです。

そして、どうしてもできないと思っても気にせずに先にいけるかどうかです。
どうしても煮詰まったときには、いったん目を閉じて30秒くらい深呼吸をして気持ちを落ち着けて、先に進んでください。

とにかく、70点を取れば受かります。
30点は落とせるので、できるところを中心にやってください。
くれぐれも時間配分には気をつけて、最後まで頑張ってください。

私はいつもあなたの簿記3級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
商品に関するご質問・ご相談はこちら