取引の意味を考えながら、仕訳を覚えよう!

がんばろう日商簿記3級合格。
今回のテーマは『取引の意味を考えながら、仕訳を覚えよう』というテーマでお話をしてみたいと思います。

これは日商簿記検定の2級や1級の勉強にも通じるので、簿記に関する基本的な心構えと思ってもいいです。

簿記3級をめざす方は簿記の初心者、入門レベルの勉強ということで、簿記の勉強をはじめて日が浅い方ということでお話をします。

あまり難しく考えなくてもいいのですが、仕訳を覚えるときに、借方が受取手形で貸方が売上や、借方が買掛金で貸方が支払手形など、いろいろあると思います。

そういった仕訳を、意味を考えて覚えます。
丸暗記をしてもいいのですが、いったんは考えてみます。

絶対理解しなければいけないかというと、そうでもないのですが、まずは1回考えてみます。

たとえば、約束手形を振り出すということです。
約束手形があります、私はあなたにお金を払います。

将来の支払を約束する手形、今は支払わないけど将来は支払う約束をする、将来の支払の義務を負うなどです。

これは手形を振り出すことによって将来の支払の義務を負うので、手形の支払義務ということで、貸方は支払手形勘定、借方は仕入勘定がくることもあるし買掛金のマイナス、借方が買掛金ということもあります。

少しでいいので、あなたのわかる範囲でかまわないので、少し意味を考えて仕訳を覚えるようにすると応用力が高まります。

ただ丸暗記すると応用が利かなくなるし、考えすぎても進まないので、ほどほどに考えて、ほんの少しでいいから意味が自分なりにイメージできたら覚えます。

ただ覚えるだけでもない、あるいは深く考えすぎない、ほどほどに考えて少しだけ理解をしたら覚えることです。

少しの理解と覚えるという、そういったバランスで簿記3級を勉強します。
もちろんトレーニングをどんどんして覚えてもいいのですが、覚えるばかりではなくて少し自分で意味を考えます。

「これはどういう取引なのかな」、「資産が発生するのかな?減るのかな?負債が発生するのかな?減るのかな?収益が発生するのかな?費用が発生するのかな?」などです。

資産・負債・純資産・収益・費用という5つの要素のどれが増えてどれが減ってなど、そういうことを考えながら、少しだけでいいから考えて、取引を自分なりに理解しようと努力することも大事です。

もちろん、あまり深入りはしないです。
浅くていいから、軽くていいから、少し考えて、ある程度のイメージをもって仕訳を覚えます。

丸暗記じゃなくて理解をします。
ただ、理解をあまり追求しすぎないことです。

ほどほどに考えて練習をしましょう。
理解というか、考えることも少しはしましょうということです。

全く考えずに丸暗記ばかりだと応用力がつかないので、どういう取引なのかということを自分なりに身近な事例で具体的にイメージしながら勉強をするというのが非常に役に立ちますのでぜひやってみてください。

簿記3級のときの勉強も大事なのです。
深く理解しようとあまり考えすぎないで、ほどほどでいいです。

でも、まったく理解しないで暗記ばかりでいってしまうと極端なので、あいだをとりましょうということです。

ほどほどに自分なりに少しだけ理解をするつもりで勉強をします。
でも理解できなかったら気にしないで先にいってもいいです。

最初少し考えましょうということです。
考えることと反復練習することのバランスが大事だということです。

簿記3級を楽しんで勉強してください。
頑張りましょう。

今は12月、これから年末年始に向けてまだまだ寒い日が続きますし、忘年会などいろいろなことがあると思いますが、暴飲暴食、睡眠不足といったことに気をつけて、また次回も動画などで元気にお会いしましょう。

私はいつもあなたの成功を、あるいは簿記検定の合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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