ポイントを3つに絞ると、うまく話せる!

前を向いて歩こう。
今回は話し方に関するテーマです。

『ポイントを3つに絞ると、うまく話せる』といったテーマでお話をしてみたいと思います。
ポイントを3つに絞って考えるという形で常に話の構成を考えてみると良いです。

どういったシチュエーションが考えられるかというと、たとえば会議で発表したり、結婚式のスピーチもそうですし、人前で何かを話すというときには3つのポイントの連続と考えてみたらどうでしょうか。

一番ベタなのは、これから私が話すことには3つのポイントがあります、という話をすれば良いかと思います。

「3つあります、1つめは……2つめは……」そうすると、聞くほうも「あと1個だな」とわかるわけです。

3というのは非常に便利な数字で、多すぎず少なすぎずです。
1つだと少ないですが5つだと多すぎるのです。
3つだとメモを使わなくても頭の中だけでコントロールできるのです。

3つのパターンであり得るのは、1位、2位、3位という順位づけをし、1番言いたいこと、2番目に言いたいこと、3番目に言いたいことというのもあります。

あるいは3のポイントで、私が即興で、1分後に話をしなければいけないという状況がきたときに何を考えるのかというと、1番言いたい結論です。

3つのポイントでうまいのは、こういうやり方もできるのです。
結論、理由付け、具体例など。
何か1つ軸を決めたら、あと2つ何か発展系を作れば楽なのです。

だからまず、1番言いたいことは何かです。
「今日は暑い」だったら、なぜ暑いかというのも変だけれど、どういう状況で暑いかや、暑い具体例、暑いことによる影響など、トレーニングを積めば何とでもなるのです。

1個を決めたらその反対、具体例、類似、問題点など、いくつかバリエーションを決めておけば、1個軸を決めてあと2つ付け加えればいいので、それなりに聞く人が興味を持てる話、食いつきのいい話ができます。

ということで3つのポイントがあるとイメージをすると良いです。
今申し上げたとおり、1番言いたいこと、その理由と具体例みたいなものも1つのパターンとしてあります。

たとえば「最近株価が下がってる」と言ったら、「なぜならば」などということを考えます。
「具体例は」など、思いつくことを考えながら話すことができます。

あるいは反対ということもできます。
たとえば少し前に戻って、「2年前はアベノミクスに沸いていた」や、「だけど消費税率が上がってから景気が悪くなった」などです。

1つ軸を決めて発展系を2つ考えればいいです。
1つのことに対する反対や具体例や理由などです。
あるいは話の構成で前にもお話しましたけれど、3部構成を考えても良いです。

「最近の経済情勢みなさんどう思いますか?」のような問いかけ、Q&Aと理由付けなどです。
問題提起、結論、理由付け、これでも3つのポイントになります。

3つのポイントを意識して、何でもいいです。
「序論、本論、結論」でもいいですし、あるいは1つのテーマに対して、「あるテーマ、賛成意見、反対意見」でもいいです。

3つでポイントのよりどころを決めてしまうとあなたの得意パターンが見えてくると思うので、何でもいいんです。

「テーマ、結論、具体例」、「テーマ、結論、理由付け」、「テーマ、結論、反対説」など、何でもできるので、1つ決めてみるといいです。

それを少し練習しておくと、3つか4つバリエーション持っていけば、ポイントは3つありますと、あとは順番に1番言いたいことから3つ言っていけばいいだけです。

そうすると、聞くほうも「1つめ言ったな、2つめ言ったな、あと1個だな」というふうに話に集中しやすいです。

2つでも良いですが、何となく3という数字が良いです。
具体例でも良い、反対説でも良い、掘り下げても良い、一部を切り取ってもいいというふうに、だんだん頭の中にいろいろな選択肢が増えてきます。

とりあえずやってみてください。
話のポイントは3つに絞るということです。

困ったら「これから3つのことを言います」というふうに、私もこのテクニックはよく使っています。

ぜひスピーチや話を聞く人の関心を高めるテクニックとして活用してみてください。
これは本当に使えますから。

私はあなたの成功を心から応援しております。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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