年末年始は、2級の知識に漏れがないかをチェックするチャンス!

がんばろう日商簿記1級合格。
今回のテーマは『年末年始は簿記2級の知識に漏れがないかをチェックするチャンス』ということでお話をしてみたいと思います。

今は2015年12月21日です。
2015年も残り10日となりましたが、今年1年間どんな年だったかということを振り返るにはちょうど良い時間かと思います。

2016年も目前に迫っていますので、新しい年を気分新たに迎えたいと思いますが、今、この動画を見られている多くの方は2016年の6月、第143回の簿記1級試験を目標に頑張っている方もいらっしゃると思います。

なかには2016年11月、第144回を目標とされている方もいらっしゃるでしょう。
いずれにせよ、まだ半年以上時間があるわけです。
この時期は直前期とは違って基礎固め、基本的な知識に漏れがないかの確認が大事です。

私の経験上申し上げられるのは、簿記1級の各論点で苦手な理由を遡ってみると、そもそもその1歩手前の簿記2級の関連知識でまだ理解が不充分であるとか、簿記2級のところでそこがあやふやだったという理由で簿記1級ができないこともあります。

この時期チャンスですから、年末年始、12月の下旬から1月の頭にかけて、まだ時間がありますから、よろしければ簿記2級の復習をざっとしてみることをお勧めします。

特に工業簿記というのは簿記2級から出てきますから、簿記2級での工業簿記の知識はかなり簿記1級に繋がってきます。

このあいだの工業簿記の問題も柴山式の簿記2級講座の演習問題で類似問題が出ています。

簿記2級からでも、部分的にそのまま出るとは言いませんが、想像しやすいものはありますので、簿記2級の知識は侮れないのです。
もちろん商業簿記もそうです。

簿記2級の商業簿記・工業簿記であなたなりに苦手な部分があると思ったら、そこを残さずに今のうちに潰しておくことをお勧めします。

これが半年ぐらい前の、早い段階における、簿記1級のインプットを今やってると思いますが、簿記1級のインプットと並行して簿記2級の苦手なところ、あるいは簿記2級を総合的にパッと見てしまいましょう。

そのときにお勧めするのは、柴山式の簿記2級講座を受けた方は、柴山式の簿記2級演習問題を2回転することをお勧めします。

2回転してなおかつ弱いところをもう1回転する。
柴山式の簿記2級講座の演習というのはいろいろな状況を想定しています。

ただ、特殊仕訳帳のところはやらなくていいです。
それ以外のところはおすすめです。
簿記1級に繋がります。

本支店会計もそうだし、財務諸表の作成もそうだし、仕訳もそうです。
それから勘定記入の問題も一部出ていまして、日商簿記検定1級に繋がる論点いっぱいあります。

工業簿記も問題を厳選してありますから、演習講座を一通りやっていただければ簿記1級に繋がるような知識をかなり網羅的に身に付きます。
柴山式の簿記2級講座を受講された方は演習問題を解いてください。

あるいは、みなさんがやっていた簿記2級の演習問題などはだいたい網羅しています。
その問題集で重要なところをピックアップして、仕訳ならだいたい30個から40個、決算処理問題、財務諸表ならば本支店会計が1個と普通の財務諸表を2つか3つです。

だから第三問対策は合計3つぐらいで復習します。
仕訳は40から50です。
そういった形で、演習ベースで良いです。

テキストをもう一度みるのはかったるいと思います。
あるいは過去問でも良いです。
過去問を5回分ぐらいやっておけば、結構網羅すると思います。

しかし、工業簿記は5回だとまだまだ網羅していない可能性があります。
できれば工業簿記に関してはお手元の問題集で費目別計算、部門別計算、個別原価計算、総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算、全部で6つのテーマから重要と思われる問題をピックアップしてやることをおすすめします。

柴山式の簿記2級講座を受けた方は演習問題の冊子を2回転ぐらいすることをおすすめします。
結構忘れていますから、それをもう一度呼び起こしてください。
簿記2級の知識のベースの上に簿記1級の講義があります。

今一度簿記2級を見直してみましょうということです。
簿記1級の講義がなかなか理解できないというところが、簿記2級の知識で助けられるかもしれません。

この時期だからできることです。
年末年始は簿記2級の重要ポイントをもう一度見直してみます。
しかもこれは演習ベースが良いです。

問題をやったほうがいいです。
お試しください。

私はいつもあなたの簿記1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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