電卓の使い方

本日は、電卓の使い方を確認してみましょう。

簿記検定の勉強をされている方や
経理業務に従事している方はすでにご存じの方が
多いと思いますが、知らなかった方はぜひ
使いこなしてください!

電卓の上の方にある「MC」や「M+」の機能を
使うとメモを取らずに計算することができます。

たとえば、

123×4+567×8-912×3=

を計算する場合、紙に書くと

123×4= 492
567×8=4536
912×3=2736

492+4536-2736=2292

と順にメモしながら解きますね。

電卓を使う場合は、

「123×4」「M+」
「567×8」「M+」
「912×3」「M-」
「MR」

とたたけば、2292という結果が表示されます。

ここでは、「=」のかわりに
「M+」と「M-」を使って答えを覚えさせ、
「MR」で答えを呼び出すところがポイントです。

———————————————-
「M+」メモリープラス。直前の数値や計算結果を
    メモリーに足す時に押す。

「M-」メモリープラス。直前の数値や計算結果を
    メモリーに引く時に押す。

「MR」メモリーリコール。
    メモリー計算の結果を呼び出す。
———————————————-

また、上記の計算の場合、GTキーがある電卓ならば、
以下の方法で同じ結果を求められます。

「123×4」「=」
「567×8」「=」
「912×3」「+/-」「=」
「GT」

———————————————-
「GT」グランドトータル。
    「=」を押した答えを合計する。

「+/-」サインチェンジ
     +と-の符号を逆にする。
———————————————-
電卓のメーカーによって、同じ機能でも表示される
キーの名称が異なりますので、お手持ちの説明書を
ご確認ください。

説明書をなくした方はメーカーのHPでも
使い方を紹介しているので参考にしてみてください。

カシオ計算機
http://dentaku.casio.jp/info/chair/key02.html

SHARP
http://www.sharp.co.jp/support/kurasi/hn/el1.html

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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