消耗品の処理(方法その1)
期末(決算)になって、どれだけ使ったかをチェックし、使用した分
だけ、 「消耗品」勘定を貸方に記帳して減額させ、借方には「消耗品費」勘定
を記帳します。
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lesson.044
★ 5分で完結!小学生でもわかる簿記入門 ★
2004.09.03
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【CONTENTS】
○ 消耗品の処理(方法その1)
(※図が見にくい方は、等幅フォントまたはMSゴシックでご覧下さい)
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○ 消耗品の処理(方法その1)
消耗品とは、金額が小さくて、日常的に使用する「事務用品」などのことです。
この、消耗品の会計処理の方法には、2つのやり方があります。
今日は、そのうちの、日商3級などにもよく出題される方法を、学習します。
まず、期中に事務用品を購入した時は、借方に「消耗品」勘定(資産)を記帳
します。
(借)消 耗 品 ××× (貸)現 金 ×××
そして、期末(決算)になって、どれだけ使ったかをチェックし、使用した分
だけ、 「消耗品」勘定を貸方に記帳して減額させ、借方には「消耗品費」勘定
を記帳します。
(借)消 耗 品 費 ××× (貸)消 耗 品 ×××
以上です。ポイントは、期末の決算手続で、使った分だけ「消耗品」勘定を
貸方に書いて減額させるところにあります。
しっかりと、おぼえてくださいね。
◆ 練習問題
次の取引を、仕訳・転記しましょう。
(1)えんぴつ、消しゴム、ノート、伝票などを、現金12,000円で購入した。
消耗品勘定を用いる方法で、記帳する。
(2)月末になって、決算を迎えた。
上記の消耗品のうち、未使用分は3,600円だった。
【解答用紙】単位:円
<仕訳帳>
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(1)(借) (貸)
(2)(借) (貸)
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<総勘定元帳の一部>
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+ 現 金 -
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消 耗 品
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+ 消耗品費 -
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【模範解答】単位:円
<仕訳帳>
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(1)(借)消 耗 品 12,000 (貸)現 金 12,000
(2)(借)消 耗 品 費 8,400 (貸)消 耗 品 8,400
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※8,400=購入額12,000-未使用額3,600
<総勘定元帳の一部>
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+ 現 金 -
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|(1) 12,000
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消 耗 品
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(1) 12,000|(2) 8,400
|
+ 消耗品費 -
―――――――――――――――
(2) 8,400|
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