為替手形の受け取り
仕訳では手形代金を受け取る権利を表す「受取手形」勘定(資産)を借方に
記帳します。
【CONTENTS】
○ 為替手形の受け取り。
(※図が見にくい方は、画面の表示を等幅フォントにしてみて下さい!)
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○ 為替手形の受け取り
今回は、為替手形シリーズ(全3回)の第3回目です。
(為替手形のおおまかな記載イメージ;前回と同じ事例)
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為 替 手 形 No.×××
支払日 平成○年9月30日
BB株式会社 殿 :
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¥100,000-
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上記金額を、受取人 C物産 またはその指図人に
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お支払いたします。 ―――――――――――
|引受人
振出日 平成○年7月1日 |
振出人 A商事株式会社 印 | BB株式会社 印
|
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上記の手形例を、「C社」の立場で、見ていきます。
7月1日に、A商事により、為替手形が発行(振り出し)されています。
その意味は、次のとおりです。
「C社は、A商事振り出しの為替手形を受け取り、引受人BB社から、満期日
の9月30日に100,000円の手形代金を受け取る権利を取得した。」
したがって、手形代金を受け取る権利を表す「受取手形」勘定(資産)を借方に
記帳します。
(借)受 取 手 形 100,000(貸)
<資産の+>
これが、A商事へ商品を売り上げた販売代金としての受け取りならば、貸方は、
「売上」勘定になりますね。
(借)受 取 手 形 100,000(貸)売 上 100,000
<資産の+> <収益の発生>
◆ 練習問題
次の取引を、仕訳・転記しましょう。
E社は、Y社に商品を売り上げ、Y社振り出し、D社引き受けの為替手形
(額面25万円)を受け取った。
【解答用紙】単位:万円
<仕訳帳>
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(借) (貸)
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<総勘定元帳>
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+ 受 取 手 形 -
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- 売 上 +
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【模範解答】単位:万円
<仕訳帳>
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(借)受 取 手 形 25(貸)売 上 25
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<総勘定元帳>
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+ 受 取 手 形 -
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25|
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- 売 上 +
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| 25
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