自己を受取人とする為替手形
為替手形を発行する際に自分を受取人として振り出す為替手形。
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lesson.024
★ 5分で完結!小学生でもわかる簿記入門 ★
2004.07.16
(月・水・金 午前中)
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【CONTENTS】
○ 自己を受取人とする為替手形。
(※図が見にくい方は、画面の表示を等幅フォントにしてみて下さい!)
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みなさんこんにちは。しばやまです。
前回で、為替手形シリーズ全3回は、終わりました。
これで、試験に毎回のように出る基本論点はだいたいOKなのですが、
ここで、少し欲張って、応用論点をやっておきましょう。
○ 自己を受取人とする為替手形。
(為替手形のおおまかな記載イメージ)
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為 替 手 形 ?×××
支払日 平成○年9月30日
BB株式会社 殿 :
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¥100,000-
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上記金額を、受取人 A商事株式会社 またはその指図人に
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お支払いたします。 ―――――――――――
|引受人
振出日 平成○年7月1日 |
振出人 A商事株式会社 印 | BB株式会社 印
|
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上記の手形例を、「A社」の立場で、見ていきます。
7月1日に、A商事により、為替手形が発行(振り出し)されています。
その意味は、次のとおりです。
「A商事は、自己を受取人とする為替手形を振り出し、引受人BB社から、満期日
の9月30日に100,000円の手形代金を受け取る権利を取得した。」
このように、自己を受取人として振り出す為替手形も、ごくたまにですが見る
ことがあります。
結論としては、BB社を支払人として、9月30日に手形代金を受け取る権利を
取得したことになります。これが売上取引に際して振り出された者ならば、貸方は、
「売上」勘定になります。
<自己受為替手形の振り出し>
(借)受 取 手 形 100,000(貸)売 上 100,000
<資産の+> <収益の発生>
◆ 練習問題
次の取引を、仕訳・転記しましょう。
M社は、S社に商品を売り上げ、自己受けの為替手形(額面28万円)を振
り出し、S社の引き受けを得た。
【解答用紙】単位:万円
<仕訳帳>
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(借) (貸)
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<総勘定元帳>
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+ 受 取 手 形 -
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|
|
- 売 上 +
-------------
|
|
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【模範解答】単位:万円
<仕訳帳>
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(借)受 取 手 形 28(貸)売 上 28
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<総勘定元帳>
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+ 受 取 手 形 -
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28|
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- 売 上 +
-------------
| 28
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