損益分岐点が悪化傾向に(日経09*9*12*1)

9月12日の日経1面では、2008年度の損益分岐点が、
製造業で89.2%と7年ぶりの低水準になった、との
ことです。

損益分岐点比率とは、
((損益分岐点売上高)÷(実際の売上高))×100%
で計算される、現在の売上の余裕度合いを表す指標です。

たとえば、「これ以上売り上げが下がったら、赤字に
なっちゃうよ~!(涙)」という売上高が仮に60億円と
試算されていたとしましょう。

※損益分岐点売上高の計算など、決算書の読み方セミナー
⇒ http://bokikaikei.net/2007/08/post_354.html

そして、今年の売上高が80億円だったとします。

分岐点売上60●●●●●●
☆☆☆☆☆☆☆☆↑……………………60/80=0.75
今年の売上80○○○○○○○○

つまり、今の売上80から、その75%程度の水準の60にまで
売上が下がっても、まだ赤字にならないよ!という
意味の指標が損益分岐点比率なのですね。

これは、2007年度より13.1ポイント悪化した、という
ことですので、2007年度は76.1%という
高水準の損益分岐点比率だったことがわかります。

この1年で、急激に悪化したものですね。

これは感覚的な目安ですが、
損益分岐点比率が90%以上になると、けっこう
売上に余裕がない状態だと思います。

目標は80%台半ばよりも下げること、というのが
一般的に使える指標ではないでしょうか。

こちらの損益分岐点比率の悪化に関する全産業的な
記事は、日経一面に値する、と私は思います。

こういった、財務分析の道しるべとなる数値を、
機会があるごとにどんどん読者に提供して
いただきたいところですね!

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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