取引の有利なタイミングを知る

【基礎編】取引は有利な時期を選ぶべし

株式投資は、株価が下がったときに買って、上がったら売るのが本当のセオリーです。外貨投資も、「円が高いときに始めて、円が安くなったら手仕舞う」のが基本です。

有利なタイミングで取引すれば得ですし、タイミングを間違えることは損につながります。

私は2002年に約2400万円で買った自宅マンション(中古マンション)を、2007年に約2600万円で売却しました。5年間、家賃ゼロで暮らしたことになります。

なぜそんなに上手くいったか。

かなり下がった時期に買い、その後、値上がりする様子を伺いながら、ここぞというタイミングで売ったからです。

仕込みの時期と、リリースの時期を間違えなければ、大きく得することもできる。タイミングは重要です。

そしてグッドタイミングをつかむためには、情報を正しく受け止めること、判断力を養うことが欠かせません。

どんな情報も、ただ集めるだけでは意味がありません。
なぜ、そうなったのか。本当にそうなのか。どんな影響があるのか。

この情報を知った人はどんな行動に出そうか。
そんなフィルターをかけて情報と向き合うことが大切です。

そういった訓練を積み、自分の読みが正しかったかを検証していくことで、判断力が磨かれていきます。

【応用編】必要に迫られた買い物は損のもと?

●心理的優位に立って買い物をする

2年ぶりに帰省することになりました。
故郷には学生時代に付き合っていた彼女もいます。

さて、何を着ていこうか。

彼はブランドものの皮のショートコートを選びました。15万円です。

一点豪華主義で高価なものを身につける男性、自分へのご褒美としてブランド物を奮発する女性も少なくありません。

悪いことではないでしょう。

でも、高額な商品を買う「タイミング」には要注意です。

欲しいものがあったときに買う、というのなら、問題なし。

売上目標を達成した、昇格した、資格が取得できた、というタイミングも、モチベーションのアップとして悪くないタイミングでしょう。

しかし、帰省というタイミングで高価な服を買うのは問題があります。

そもそも、帰省のために高価な服を買うのは見栄を張るためです。

この場合、帰省するまでに買う必要、つまり期限があります。

必要に迫られて買うことになってしまいます。
高価な服でも、バーゲンで安くなるなど、「有利なタイミング」があるかも知れません。

物の値段を決める要素には、「需要と供給のバランス」のほかに、「心理的な優劣」という要素があります。

買う側と売る側で、どちらに心の余裕があるか、です。

帰省のために高価な服を買おうとするときには、心の中で物の価値が急速に高まっており、精神的優位に立てずに買い物をしてしまう危険があります。

普段なら、高いと思う価格も、帰省のために「仕方ない価格」と判断してしまうかも知れません。

本当にその服が欲しくて買うなら高い満足感を得られるはずですが、買う動機が見栄を張るためなら、故郷で誰かが評価してくれなければ、単なる「高い買い物」になってしまいます。

ときおり、当店限定、数量限定といった類の商品を見かけますが、実はこれも危険。

なんとなく、その商品に出会った自分はラッキーと思いがちですが、実際には、売り手にとって、「有利なタイミング」なのかも知れません。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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