第157回日商簿記検定試験1級・2級・3級解答速報

2021年2月28日(日)実施の第157回 日商簿記検定の解答速報をご案内します。

日商簿記検定1級解答と講評

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商業簿記

損益計算書の作成問題で、他に貸借対照表項目の金額も問われるという、オーソドックスな出題形式であった。
過去にも類題があり、このような問題は、普段からの過去問学習が効果を発揮することと思われる。
ただ、時間のかかる計算も多く、難しかったという声が多いようである。

会計学

5問構成の出題形式。こちらは、ミニ例題の解き込みが対策となったと思われる。
難易度も、極端に難しいものはなく、商業簿記よりは点数を取れるような感じである。

目標は、商会ともに、18点以上としておく。

工業簿記

直接標準原価計算の問題であるが、文章の読解力や応用力が必要。
単に知らない単語であると諦めた方はそこで終わりで難しく感じたと思われるが、冷静に言葉の意味やこの問題における使用法を考えれば、決して解けない問題ではない。

原価計算

第1問は相互排他的投資案、第2問はCVP分析等。
1級としては、標準的な難易度であると思われる。
ただ、第2問の問4の語句選択は、知らなければ4点分落とす可能性も高い。

目標は、工原ともに、18点以上しておく。

すべて18点が目標となるので、18+18+18+18=72点で、バランスよく点数を取れれば合格ラインになるが、どれかの科目で大きなミスをして失点すると挽回するには厳しいと思われる。

今回は、やや厳しめであったと予想する。

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日商簿記検定2級解答と講評



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ここ数回の傾向通り、第1問、第4問、第5問を先に短時間で済ませてから、時間のかかる第2問、第3問の順に解くのが定石となる。
難易度を考えても、合格するには、 第1問、第4問、第5問で確実に点数を稼いで、第2問、第3問は部分点を積み上げる作戦が良かったと思われる。

第1問 仕訳5題(20点)

比較的易しいので、目標は20点としたいところだが、一応16点としておく。

1. 売買目的有価証券の売却と端数利息
何度も出題されている基本論点。細かい計算ミスに気を付けて、確実に取りたい。

2. 手形の更改
新しく発行する手形に、更改前の手形の支払利息を含めることがわかっていれば易しい。

3. 仕入割引
テキスト記載通り。確実に取りたい。

4. 資本的支出と収益的支出
何度も問われている論点なので、これも確実に取りたいところ。

5. その他有価証券の税効果会計
素直に基本仕訳を問う問題なので、落とせない。

第2問 リースの総合問題(20点)

目標は8点!これは難しい上に、時間もかかる。
年に2回減価償却を行う点にも注意が必要。

同一機種3台リースしていて、火災による1台焼失するなど、かなり面倒な計算を要求されているので、厳しい問題だといえる。
小問1と小問3の部分点で、8点取れれば十分だと思われる。

第3問 製造業の損益計算書の作成(20点)

目標は、10点!これも難しい。

ただし、演習問題で扱っているテーマなので、粘り強く取り組んでいただき、10点以上は取ってほしいと思う。

資料が多く、時間をかければ出来る部分もあると思うが、現実的に試験会場で、さらに第2問でダメージを受けた状態で取り組むことまで考慮すると、これも厳しい問題と言えるだろう。

第4問 費目別計算の仕訳(20点)

きわめて基本的で易しいので、目標は20点。
時間をかけずにさっと正解したい問題。

第5問 標準原価計算(シングル・プラン)(20点)

目標は16~20点。
シングル・プランの問題なので、仕掛品勘定がすべて標準原価になることがわかっていれば、すぐに解ける問題。
材料勘定は、消費価格差異をBOX図で計算しようとせず、差額で出せばすぐに求められる点に注意すれば、満点を狙える問題です。

今回は、商業簿記の第2問、第3問の目標点が6+10=16点となった。
70点から逆算すると、第1問、第4問、第5問で54点が必要となる。
目標として掲げた第1問16+第4問20+第5問16では52点では足りないので、合格するには、第1問、第5問も20点を取っておかなければならない。
おそらく合格率もそれほど上がらないと感じる回であった。

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日商簿記検定3級解答と講評



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日ごろの学習の成果が得点に結び付く標準的な問題です。
毎回のことですが、第1問、第3問、第5問で確実に点数を稼ぐことが必要です。
ボリュームも、標準かやや少なめに感じられたので、時間をかけて落ち着いて取り組んでいただければ、合格ラインに届くと思われます。

第1問 仕訳5題(20点)

【目標16点】
1. 備品の期首売却(易しい)
 期首に売却するので、当期の減価償却費の計算も不要。

2. 建物の修繕(易しい)
 問題文の情報から資本的支出であるとは読み取れないので、単純に修繕費で処理すれば良い。

3. 収入印紙と郵便切手(易しい)
 租税公課と通信費に分けるだけ。

4. 手形借入金(普通)
 利息計算が必要になるが、それほど難しくない。

5. 証ひょうからの読み取り・税抜方式(易しい)
 消費税額も証ひょうに記載されているので、確実にとってほしい。

第2問 商品有高帳の推定問題(10点)

【目標4点】
標準レベル。時間をかければ解けると思うが、パズルのような感覚が必要。
対策できていてすぐに解ける人と、悩んでしまって時間を使ってしまう人に別れたと思われる。
完答できなくてそれほど気にすることはない。

第3問 合計試算表(30点)

【目標24点】
標準レベル。過去にも似たような問題もあるので、ここで点数を稼ぎたいところ。
注意して取り組めば、比較的点数の取りやすい問題。

ただし、残高試算表ではなく合計試算表なので、11月末についても合計金額を借方、貸方のそれぞれに記入する点に注意すること。

第4問 理論の選択問題(10点)

【目標6点】
標準レベル。理論対策をしていなくても、文章から判断するか、選択肢から消去法で正解できるものが多い。
多少間違えても気にしなくて良い。

第5問 決算整理後残高試算表の作成(30点)

【目標24点】
標準レベル。決算整理事項の量もいつもと同じくらい、修正内容も標準的であり、点数も取りやすかったと思われる。

記載した目標点数を合計すると、16+4+24+6+24=74点となり、まだ4点の余裕が残る。

今回も、安定した標準難易度の回で、合格率も高くなりそうである。

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【解答速報に関するお問い合わせ先】
柴山会計ラーニング株式会社
電話:03-6265-9540
メール:shop@bokikaikei.net
担当:水野



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