柴山式学習に切り替えて見事1級合格!第156回日商簿記検定1級合格体験記(N.S様)
柴山式学習に切り替えて見事1級合格!
2020年11月実施の第156回日商簿記検定1級に見事合格された
N.S様より、合格体験記をいただきましたのでご紹介します。
日商簿記検定1級合格体験記 N.S様/ 会社員
【合格回】第156回
【点数】71点(商簿12点/会計11点/工簿23点/原計25点)
【勉強期間】合計3年6か月(柴山式に切り替えてからは1年6)
【1日平均】①平均時間くらい ②1~2時間
柴山式1級講座をどのようにして知りましたか?
YouTubeで柴山先生の動画を拝見したことがきっかけです。
簿記1級を取得しようと思ったきっかけ(またはニーズ)はなんでしたか?
1)製造業で以前は原価計算、現在は決算・開示業務に携わっており、制度会計・管理会計双方の知識を取得したかったため。
2)他の資格(税理士、中小企業診断士、米国公認管理会計士等)へのステップアップを目指すため。
柴山式1級講座を受講しようと思った決め手となる理由はなんでしたか?
当初、他予備校の講座を受講していましたが、網羅性が高い故に、テキスト・問題集の分量が多く、消化しきれないこと。各論点で説明される仕訳が、財務諸表とどうつながっていくのか(最終的なアウトプットがどのようになるのか)の理解が難しいことや、海外赴任等の理由で学習が行き詰ってしまいました。
帰任をきっかけに学習を再開しようと考える中で、柴山先生の動画を拝見し、ミニ例題と柴山式総鑑定元帳を活用することで、私が抱えていた上記の悩みを解消できるのではと考え、受講することを決めました。
柴山式1級講座を受講してみて、いかがでしたか?
考えていた通り、柴山式総鑑定元帳の考え方を活用することにより、会計処理の全体像の把握が容易にできるようになりました。(商業簿記・工業簿記双方とも)また、要点をシンプルにまとめたテキストと映像授業により、合格に必要な知識を効率よくインプットし、ミニ例題の反復により記憶の定着を行うというサイクルで学習を進めることができ、各論点の最重要ポイントの理解を深められたことが、今回の合格につながったと考えています。
①学習スタイル
まずは、合格ハンドブックを活用しながら、講義動画視聴→論点のランク分け→ミニ例題を解く→翌日、学習記録を見直して復習するというサイクルで学習を進めました。
その後はC・Dランクを中心としたミニ例題の反復→過去問演習→理解が不十分な論点はミニ例題に戻って復習というサイクルで学習を進めました。
②科目別学習法
1)商業簿記・会計学
総合問題についても、結局は個別論点の組み合わせなので、まずはミニ例題を確実に解けるようにすることを目指して学習を進めました。
過去問演習に移行した後は、得点の取りこぼしやスピード不足などの課題が見つかりましたが、いずれもミニ例題の理解度不足が原因だと考え、苦手な論点についてはミニ例題の反復練習を実施しました。
もちろん、過去問においては、ミニ例題の難易度を超えているものも多くみられましたが、ミニ例題の反復により、理解の土台ができていたことで、比較的少ない労力で習得することができました。
2)工業簿記・原価計算
特に工業簿記においては、ミニ例題と過去問を活用して柴山式総勘定元帳を使用した勘定連絡図が掛けるようにすることを目標に学習を進めました。その結果、各勘定の関連や原価差異の処理についての理解を深めることができました。その他の点は商業簿記・会計学と同様に、過去問演習→苦手な論点についてはミニ例題の反復というサイクルで学習を進めました。
③苦労したこと④スランプ対処法
特に決算期においては仕事が忙しくなるため、学習時間の確保に苦労しました。しかし、完全に学習から離れてしまうと、再び感覚を取り戻すまで時間がかかってしまうため、机に向かって電卓をたたく気力がない日でも、テキストの読み込みや理論対策を実施するなどして、短時間でも毎日試験対策のための時間を確保することを心がけました。
⑤柴山式1級講座の特徴と活用法
柴山式の優れている点は(1)要点を絞ったミニ例題で、基礎を確実に固めることができる。(2)柴山式総勘定元帳により、全体像が把握できるようになる、の2点だと感じています。特に(2)については、現在の実務にも役立っているので、非常に助かっています。
活用法については、合格のハンドブック記録の方法がベースになると思いますが、個人的には学習記録を持ち歩き、キーワードを見てその意味を思い出せるようにする学習法が特に理論対策に役立ちました。
⑥合格後のビジョン
簿記1級の学習を通して、制度会計・管理会計双方の知識を習得することができたので、今後はそれらの知識を活用できる資格(税理士中小企業診断士、米国公認管理会計士等)の取得を目指し、更なるステップアップを図りたいと思います。
⑦その他
他予備校の講座を受講していた2年間で2度不合格となり、一度はあきらめかけていた簿記1級を柴山式に切り替えてからは、1年半の学習で一発合格することができました。柴山式の考え方を実務に活かせていることもあり、この学習法に出会えたことに感謝しています。