人が遊んでいるときに3倍以上の努力ができるか?(2017.12.24 凡人の成功法則)
今回の「前を向いて歩こう」は久しぶりに柴山会計のセミナールームの電子黒板を使ってお話をしたいと思います。
今日は2017年12月24日の日曜日です。
クリスマスイブですが、このあと大学院の講義に行ってきます。
まさに人が遊んでいるときに仕事をしに行くわけですが、今回は、人が遊んでいるとき、あるいは休んでいるときに3倍努力できるかどうかというテーマでお話をしてみたいと思います。
一部の天才や才能のある方、要領の良い方はいますが少ないです。
私も凡人ですが、これまでの積み上げで公認会計士試験に合格したり、営業や経営に関してコンサルティングをさせてもらうという立場にありますが、私は元々才能があるわけではありません。
質もそうですが、量で自分なりにコツコツ積み上げたものが結果として出ています。
これはお客様をはじめみなさんのおかげでもあります。
ともあれ、凡人である自分がどうやって成功するかといったら、一番簡単なのはとてもシンプルで、人が休んでいるときや遊んでいるときに3倍どころか10倍20倍やり続けることができるかです。
これは1日2日やったぐらいでは全然ダメです。
1年でも短いと思っています。
10年やったら大抵トップになれますが、今時なら3年やったら大抵のことはトップになれます。
ですから、人が休んでいるときや遊んでいるときに3倍以上淡々と、できれば楽しみながらやり続けることが大切です。
続けるには楽しみがないとモチベーションが上がらないと思います。
今日は日曜日ですが、この動画の収録自体人が遊んでいるときに行っていますし、この収録の前に2時間ぐらい仕事をしています。
さすがに夜はケーキを買って帰って子どもたちと過ごしますが、クリスマスというのは私にとっては関係ないのです。
私には祝日という概念がありません。
なぜなら、祝日はライバルに差をつけるチャンスだからです。
大学生のときも人が遊んでいるとラッキーだと思って仕事をしていました。
凡人でありながら考え方は変人なので、人が休んでいるとラッキーだと思えてしまうのです。
普通は人が休んでいるときに自分だけ仕事や勉強をやっていると損をしていると思いますが、私は全然そう思いません。
人と差をつける所はそこしかないからです。
これが20年30年と続いてこうなっています。
特別な才能が必要でなければ上位1パーセントぐらいまではいけます。
そのときのやり方ですが、間違った努力はしてはいけません。
昔で言うところの「ウサギ跳び」のようなものです。
「そこそこ良いメソッド」をやります。
中の上のレベルで良いです。
今時はネットでも情報はたくさん得られますから、一番自分にとってできそうなものを選びます。
そこそこの質のものを人の3倍やればできるに決まっています。
ただ、よく見てみるとノウハウコレクターの方は「他に良いやり方はないのか」と効率的な努力を探し回ってしまいます。
探し回っているうちに青い鳥症候群のようになって、気がついたら10年経って未だにノウハウを探してセミナーに参加しているという状態になってしまいます。
極端なことを言うと、トップレベルでなければ10年前のメソッドだって良いのです。
中ぐらいでウロウロしている方は、結果が出ているノウハウであれば5年前のものだろうと10年前のものだろうと、それで良いのでとにかくやるべきです。
下位のノウハウはダメですが、平均的なノウハウであれば大丈夫です。
もっと良いノウハウは気にしなくて良いです。
平均的な質のものを人の3倍やれば人の上に行けます。
量をこなしてから質を考えてください。
なぜかというと、ランチェスターの法則で有名な竹田先生が仰っていることですが、効果というのは「質×量」でいくのなら量のほうに2乗がつきます。
質の2乗ではないのです。
質より量のほうが効果が高いのです。
ですから、質はそこそこで良いから量を人の3倍やりましょう。
3倍の差がつけば圧倒的な戦力になります。
誰かが開発した質に乗っかるだけなので、他人任せなのです。
ですから、質はそこそこで良いので量で勝負しましょう。
量で勝負すれば上位2割に入りますので、そのあとに質を考えれば良いのです。
上位2割に入れなければ質が善し悪しは分かりません。
ライバルと比べて多少やり方は下手でも、平均的なメソッドであれば良いのです。
3倍やれば良いのですから。
量には2乗の効果があります。
ということを考えるならば、間違った努力は論外ですが、中の上ぐらいのメソッドで構いません。
情報が氾濫しすぎていつまでも効率的な努力を探すからだめなのです。
程々にしてください。
ですから、中の上が分かったらそれを3倍やってください。
人が休んでいるときや遊んでいるときに、そこそこのノウハウを使って3倍以上やり続けることが成功の法則です。
ぜひ参考になさってください。
私はこのあとも大学院で仕事をしてきますので、みなさんも頑張ってください。
もちろん、全く遊ぶなと言っているわけではありません。
ただ、人が遊んでいるときはチャンスだということを知っていただければと思います。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。
そしてメリークリスマス。