インプットの一巡目は、細かいことを気にせず、どんどん先に進もう!

今回の「頑張ろう日商簿記1級合格」は、来年6月や11月など先を見据えて今から簿記1級の勉強を始めた方に向けてお話をしたいと思います。
あるいは、インプットをしていて上手く勉強が進まない方にも参考になると思います。

最初は簿記2級とのギャップがあるので授業を聞いていても難しく思うことがあって、半分も分からないことがあります。

もちろん簿記3級や簿記2級の勉強をしていたときにも最初は分からないことがあったと思いますが、簿記1級はさらにレベルが高いです。

場合によってはまったく分からない場合もありますが、気にしないでください。
私の経験上、最初は分からなくても、先に進んで全体像を一通り把握してから最初に戻ると分かることがあります。

逆に合格しにくい方というのは、最初の一巡目から考えすぎてしまう完璧主義な方です。
些細なことでも漏らさずに、すべての内容を理解してから先に行こうという習慣が身に付いている方は、簿記1級の勉強が進まなくて嫌になってしまいます。

最初から分かるほど簿記1級の勉強というのは易しくありません。
しかし、同じ日本語でやっていますし、あなたが日本語を覚えるよりも簿記1級のほうが少ない努力でできるようになります。

社会生活をしていると新聞のニュースに出てくるような言葉が結構出てきます。
たとえば「キャッシュフロー」「減損」「連結」などです。

その常識力を上手く使ったり、社会の経済ニュースに少し興味を持つようになれば誰でも必ずある程度はできるようになります。

柴山式では中学生も勉強していて、トヨタの決算や経済ニュースを語ることもできますので、大丈夫です。

簿記1級の資格試験に関しては、最初は分からなくても気にせずにどんどん先に行くほうが早く合格レベルに到達します。

ですから、分かったつもりで先に行きましょう。
理解は半分もすれば十分です。

どんどん先に行って、まずは全体像を早く掴んでください。
短期多回転です。
ぜひ頑張ってください。

私はいつもあなたの日商簿記検定1級を心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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