日商簿記1級に短期合格しやすい人の特徴・5カ条

今回の「頑張ろう日商簿記1級合格」は、簿記検定1級に短期間で合格しやすい人の5つの特徴についてお話をします。
逆に言うと、この特徴を持ち合わせていない人は短期合格しにくい傾向にあります。
 
今回のこの話というのは簿記検定1級という難関資格についてのお話ですが、他の資格試験や仕事なども含めて、何かの目標を達成するときに短期的にその目標を達成しやすい人の5つの特徴だと思ってもいいです。

では見ていきましょう。
1.素直に言われた通りやる。
 
全部が全部ではありませんが、簿記に関して申し上げると、聞いてすぐに理解できることもあれば、理解できないけれども先に手順をマスターしたほうが良い場合があります。
 
理屈を理解するにはまだ早いという場合があります。
もちろん理解をしてから手順をやるということもありますが、理解しなくてもまずはこの手順をできるようになると理解が深まるということがあります。
 
そのときに、手順を理解うちになんとか理解しようとするのは無駄な努力になりやすいので、まずはやってみてください。
これが「分かったつもりで先に行く」ということです。
 
よくあるのが「他の専門学校ではこう教えていますが、なぜ柴山式ではこう教えるのですか?」と聞かれることがありますが、学校によって特徴があるので、それぞれに長所も短所もあります。
 
いちいちそれを挙げていてはキリがないので、「他所と比較してどうだ」とやっているととても遅くなります。
 
自分の中で踏み切れないので、他がどうということはやりません。
これは会社の仕事でもそうですし、他の勉強でもそうです。
 
英語の勉強でも「他の英会話教室ではこういうふうに教えているけれど、なんでこちらの英会話教室ではこう教えているのですか?」といちいち聞いていると先生のモチベーションが下がります。
 
先生のモチベーションが下がると生徒も下がりますし、生徒が教え方に疑問を持っていると思われてしまうのです。
 
そうすると教える側と教わる側の信頼関係も崩れます。
まずは素直に言われたとおりにやります。
 
癖はあるかもしれませんが、過去に実績があるやり方であればどのやり方でやっても結果は出ます。
 
素直に言われた通りやって、ある程度技術が身に付いてきてから意見を持つようにしましょう。
 
意見を持つにはまだ早い立場なのに、意見を持ってしまいます。
それは評論家になりやすいですし、受験不合格者のベテランになってしまいます。
 
時々講師よりも詳しい人がいるのですが、そこではないのです。
実行できるかどうかが大切ですので、素直に言われた通りやることが最も大事です。
 
ですから、私が講義の中で「この文章を5回読んでください」と言ったら本当に5回読む人が受かります。
 
2.絶対合格できると本気で信じている。
これも大事です。
 
「もしかしたら自分はできないのではないか」と思い始めるとそういう頭になってしまうので、「できる」と信じます。
 
本気で信じるというのは簡単ではありませんが、これも大事です。
自分は受かるはずだと本気で信じてください。
 
意外と本気で信じていない人が多いです。
「あわよくば」などと考えてはいけません。
 
絶対にあなたは合格します。
あなたには能力があるのです。
そう考えてください。
 
3.うまくいかない時、すぐに人のせいにしない。
「ここの教材の教え方が悪い」や「最近の出題傾向の変更が多い」といったように、日商検定の制度の問題や教師や教材や世の中のせいにしてはいけません。
 
人のせいにせずに、自分のやり方に原因があると考えたほうが受かりやすいです。
これを「自立した精神」といいます。
 
他人に責任転嫁をするというメンタルがある方は、この機会に直したほうが良いです。
そうすると自分に結果がついてきます。
 
4.結果がすぐに出なくても、コツコツ続けられる。
あちこち勉強方法の浮気をしてしまう人は注意してください。
 
1回決めたらしっかりとコツコツ続けて、自分が納得のいく期間勉強してください。
すぐに結果が出ないからといって止めてしまうのは、教材など他のせいにしているからです。
 
実績のあるやり方であれば、ある程度信じて一定期間はやるべきなのでコツコツ続けましょう。
 
5.勉強そのものを楽しむようになっている。
問題を解いているときが楽しいと思える人です。
 
これらを仕事に置き換えたら、仕事に成功する人の5カ条になります。
ぜひ参考になさってください。
 
簿記1級はレベルが高いのでそう簡単には取れないかもしれませんが、取ったときのメリットや達成感は大きいです。
この大きな目的を頑張って達成してください。
 
私はいつもあなたの日商簿記検定1級合格を心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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