天職だから楽しいのではない、楽しいから天職なのだ

今の仕事が自分に向いているのか疑問に感じていたり、仕事が楽しくないと思っている方の何割かの方は、この考え方を取り入れることによって少し気持ちが楽になり、今の仕事にやりがいを感じて、モチベーションをアップして取り組めるようになるかもしれません。

昨日、コンサルティングで社長さんと話をして思っていたのですが、セッションの中でよく「7つの習慣」の考え方を取り入れています。
このときにはゴールから考えます。
 
人生の原則、何が一番自分にとって納得がいく価値観なのかといった色々な自己啓発をしている間に、「自分の一番得意な仕事は何か」「自分の楽しい仕事は何か」などということが分かります。
 
自分に向いていることは何だろうとすれば、自分探し、天職探しのようなことを考える場面もあります。
 
そんなことを話していて思ったのですが、今の仕事が天職かどうかというのを悩んでしまうのです。
それはそれで自然な発想なので悪くはありません。
 
しかし、タンポポの種を考えると、風に揺られてたまたま落ちた先が崖っぷちであろうとアスファルトのヒビの小さな隙間であろうと、悪い環境であろうと、良い環境であろうと、タンポポの種というのは文句を言いません。
 
置かれた場所で咲くしかありません。
そのようなタイトルの本で大ベストセラーがありましたが、たまたま置かれた場所でベストを尽くすというのがある意味で人生というものなのです。
 
あるいは、自分が選んだ仕事というのが偶然だろうと騙されたものであろうと何だろうと、自分の意思決定でそこへ行くと決めたわけですから、タンポポの種よりはまだ選択権はあります。
 
そのような状態で自分が就いた仕事ですから、やはりそれはそれで適応したほうが良いのです。
 
やはり100パーセント自分が何も気にしなくて幸せになれるような状態というのはあり得ないのです。
 
何かしらの努力が必要です。
その努力自体を嫌だと言って、習慣から目を背けてそれが「合わない」と言ってしまう、その状況を整理します。
 
全部が悪いとは言いませんが、努力しない自分が悪いケースが多いです。
ということで考えると、「天職だから楽しい」ということの裏側は何かというと「天職じゃないから楽しくない」という言い訳を許してしまうのです。
 
「今の就いている仕事は天職ではないから楽しくない」といくらでも言い訳ができます。
本当に心から楽しいと思える仕事などそう滅多にあるものではありません。
 
その仕事だって本当は大変な努力があるけれども、たまたまそれを楽しいと思えているだけです。
 
実はどんなものだってある人には天職であっても別の人から大変な努力だと思っています。
それを自分が楽しんでやっているだけなのです。
 
その仕事が天職かどうかというよりも、もっと大事なのは、たまたま目の前にあった仕事は合わない仕事のほうが多いかもしれないけれども、そんなことが問題ではないのです。
自分の気の持ちよう、受け止め方です。
 
まず、その仕事の良いところを見つけます。
嫌な人や元々気が合わない人と会うときにも、その人を好きになる努力をします。
 
その人の良い所をみます。
好きになるところまでいかなくとも、少なくともその人の良い所を認めてあげるという前向きな気持ちを持つ習慣をつけましょう。
 
これは相手が人間でも、仕事でも、物事でも同じです。
その仕事を好きになり楽しむ、それが天職になります。
 
その積み重ねであなたに合っている仕事がやがて見つかります。
あるいは、その職業の中であなたに合った仕事のやり方が見つかります。
 
最初からパズルのピースがはまるようにあなたに合った仕事などあるはずがないのです。
元々私も会計士になりたいと思ったわけではありません。
小さい頃は車の運転をしたかったので、本当はタクシーの運転手になりたかったのです。
 
あるいは弁護士か、通訳に憧れていましたが、それはあくまで憧れです。
天職ではなくて単なる憧れです。
 
しかし、結局私はタクシーの運転手にはなっていませんし、弁護士にもなっていませんし、英語の通訳にもなっていません。
 
私は数字が嫌いですけど、会計士になっています。
今はこれで楽しめていますから、天職だと思ってやっています。
 
最初に自分の先入観で「これが天職」と思っているのは、案外限られた情報で楽しい体験をたまたましたからそう思っているにすぎないだけかもしれません。
 
だから、自分が置かれた職業で楽しむ、それが天職になります。
その積み重ねであなたのスキルがアップするし、私のスキルもアップします。
 
そしてどんどん世間の信用も高まって、さらに良い仕事ができるようになります。
置かれた場所で咲きましょう。
 
置かれた仕事を楽しみましょう。
与えられた仕事を楽しみましょう。
 
それがやがてあなたを一流のプレイヤーにします。
お互いにスキルアップしましょう。
 
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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