直感力を磨く練習をしてみよう!

直感力というものがありますが、私が考える直感力というのは、少ない情報をもとに瞬間的に判断をする能力です。
 
通常、物事を判断する時にはじっくり色々なデータを集めて、考えに考え抜いて1つの判断を下すということもありますが、それほど多くはありません。

ほとんどの場合は瞬間的に決めて何かをしなければいけません。
10回直感的に判断して7回成功する人と7回失敗する人であれば、7回成功する人に近づきたいです。
 
直感が100パーセント当たるということはなかなかないと思いますが、できれば半分以上は当てたいです。
 
直感力を高めた方が色々な意味で結果が良い方に変わってくると思っています。
そこで、直感力を楽しみながら高める練習として私がよくやっているのは、電車ゲームです。
 
電車で乗降客が次に降りるかどうかを当てるのです。
腕時計を見ている、ドアをチラチラ見ている、足半歩ずらす、体勢を変えるといった少ない情報から、次の駅の間にできるだけ早い段階で「この人は次の駅で降りるかな」と考えて、当たるかどうかを試しています。
 
慣れてくると、仕草の特徴によって降りる前の動作が決まってきます。
そうやって情報収集をする感度を高めます。
 
あとは、電車を待っている時に、ホームの状態、時間帯、天候、イベントがあるかどうかなど、色々な状況をみながら総合的に判断して、次に来る電車は混んでいるか空いているかを予想します。
 
あとは、今の空気の感じから午後は雨が降るかを予想します。
あるいは、今日の家のごはんのおかずが何なのかを予想します。
「最近のパターンからして、今日は野菜炒めじゃないか」など、予想をします。
 
このように色々な予測ができると思います。
あるいは今朝のYahoo!ニュースを見て、次のテレビのトップは何かを予想します。
 
あるいは雑誌や新聞の広告のトップ記事は何か、どんなタレントかを予想します。
少ない情報で予測する練習をすると面白いです。
 
あるいは、この後に友達と会いますが、会った時に友達は最初に何と言うか、どんな話題から始めるかというような予測をしてみます。
 
どんな形でも良いので、自分なりに3分後を予想するという練習を楽しんでやってみると、仕事や勉強などの色々な場面で役に立つかもしれません。
 
簿記の試験問題でも、難しい問題と易しい問題が混ざっていますが、その中で「これは難しい問題だから後回しにしよう」というような、問題を解く優先順位を瞬間的に制限時間の中で判断します。
 
仕事も同じです。
書類が3枚あって、どの書類から手を付けようかということを瞬間的に判断する直感力を磨くということになります。
 
あるいは、人間関係でも、瞬間的に「この人は今あまり機嫌が良くないな」、「この人は注意が他にいっているな」といったような色々なことが判断できる練習になって、情報の感度も高まります。
 
良かったら参考になさってください。
楽しみながら直感力を磨くゲームをしてみましょう。
 
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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