合格体験記(第144回日商簿記2級)から、成功の秘訣を学ぼう!
現在、第144回の日商簿記検定に関する合格体験記が続々と寄せられています。
合格体験記だけれども、そのエッセンスは他の仕事や勉強や人間関係など、色々な日常生活のスキルアップや成功に繋がるポイントが凝縮されていることがあります。
従って、単に簿記検定の勉強のコツという視点だけではなく、他の色々な活動に応用できる一般的な成功法則としてみると、合格体験記の見方が違ってきます。
もちろん、簿記の勉強に役立つことは沢山ありますが、簿記の勉強に限らず他の活動にも応用ができるポイントを一緒に探ってみましょう。
今回はM.Sさんという簿記3級と簿記2級に同時合格された方を取り上げますが、この方は簿記3級を満点で合格しています。
簿記2級も一発で70点以上超えています。
しかも、今回の簿記2級は合格率が13パーセント台で難しい試験でしたが一発で合格していますので立派です。
この方は1日1時間の勉強を3か月行って、簿記2級と簿記3級に合格しています。
合格率14パーセント弱の試験です。
つまり、7人のうち1人ぐらいしか受からない試験です。
どんな勉強をしたかみていきますが、とてもシンプルです。
心掛けていたことは、できる限り毎日勉強することです。
つまり、「継続は力なり」ということをM.Sさんは証明してくれました。
そして、基本的な情報は何度も繰り返し問題を解き、読んだとのことです。
つまり、基礎力に特化したということです。
この方は1日1時間の勉強を3か月行いましたから、単純に90時間勉強していることになります。
90時間という短期合格を簿記2級でやってのけたのです。
これはすごいことです。
色々な新しい情報や、応用的な、あるいは特殊な情報や教材をやっている暇はなかったのです。
時間がないからこそ基本的なテキストに特化して、それを何度も何度も短期・多回転でやれば、合格率の低い難しい回の簿記2級の試験でも合格するということです。
簿記1級の合格者も柴山式から複数出ていますが、やはり彼らはしっかりと取れる部分は取っています。
例えば今回は工業簿記・原価計算は点数が取りやすかったですが、満点近くを取って点数を稼いで受かっています。
このように、取れるところでしっかり取ります。
そのためには基本を徹底的に学びます。
このM.Sさんは素晴らしいことをやっています。
基本的な知識を何度も何度も問題を解いて繰り返し読み、徹底的に基本を定着させます。
そして、分からなかったことは分かるまで確認します。
すぐに分からなくても良いから、分からなくても先に行って、また戻ってくるというように、多回転の中で確認をしています。
ずっと1か所に留まるのではなくて、何度も何度も全体を見て繰り返す回転の中で確認をしているというふうに考えてください。
例えば、全体の半分ぐらいに来たところで、ある論点がずっと分からない場合、ずっとそこに停滞するのではなくて、分かったつもりで先に行きながらまた戻ってきます。
全体を何度も繰り返して、その都度戻ってきたときに繰り返し確認するというイメージの方が正しいと思います。
何度も回転しながら何度もつまずきますが、その時は何度も回転して確認するということです。
柴山式簿記講座を選んだ理由は、「簿記2級・3級のセット受講があって、短期間に合格を目指す」ということですが、まさにその通りで、基本を徹底します。
あとはキャッシュバック制度があることも挙げています。
柴山式を選ぶ多くの方がこれを利点として挙げていますが、頑張った方には合格キャッシュバックということで受講料の半額程度をお祝い金ということでお渡しして、それをモチベーションにして頂いています。
このような制度もあって、挫折せずに勉強できたということですので、動機づけに使ってほしいです。
そして柴山式簿記講座を受講した感想として、テキストや動画などがとても分かりやすく、楽しく勉強することができたと仰っています。
何度も繰り返して見ることができるのが動画やDVDの特徴です。
工業簿記については、この方も最初はよく分からなかったけれども、何度も繰り返し問題を解くことで理解したそうです。
やはりポイントは何度も繰り返し問題を解くということです。
問題を解くということは、自分で実践するということです。
何度も何度もアウトプットを実践することでやがて定着します。
ずっと停滞して考え込むのではありません。
何度も問題を解きます。
手を動かしてアウトプットを繰り返すことによって、結果として理解が深まります。
過去問や演習問題が分かりやすく参考になったと仰って頂きました。
柴山式の問題の解説は独特です。
柴山式総勘定元帳を使ったり、実践的な視点を加えたり、色々と工夫をしています。
今後受験する方へのメッセージとしては、「今回は沢山ミスもありましたが、分かる問題で確実に点を取る」とあります。
これは人生でもそうです。
できるところだけイージーミスをしないことが大切です。
難しいファインプレーは必要ありません。
仕事でもそうで、難しいことをやっても基本的なことができなければその人には安定感がないです。
難しいことよりも、できるところをしっかりやりましょう。
これは簿記の勉強に限らず、他の勉強や仕事も、まず分かるところをしっかりやって、基本的なところを確実にマスターします。
そして点数が届いて合格することができました。
世の中のだいたいのことは、基本がしっかり確実にできればある程度実績が出ます。
これは簿記の勉強に限らず参考にしてください。
基本を繰り返します。
この方は簿記2級・3級の同時合格ができて、「受講して良かったです。本当にありがとうございました」と仰って頂きました。
こちらもありがとうございます。
こういった方に勉強をして頂いて結果を出して頂くと、柴山式簿記講座スタッフ一同からも「良い仕事をさせて頂いてありがとうございました」とお礼を言いたいです。
お互いに良い結果が出るように、切磋琢磨してレベルアップをしていきたいと思います。
今回のM.Sさんの勉強法は仕事のレベルアップ法にも繋がりますので、ぜひ参考になさってください。
基本が大事だということを改めて確認しましょう。
継続と基本が大事なのです。
頑張っていきましょう。
私はいつもあなたの簿記学習、そしてスキルアップを心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。