「難しい問題」の本質とは?

今回は「難しいとされる問題の本質」について考えてみたいと思います。

よく、「この仕事、ちょっと難しいな」「このテーマの勉強は難しいな」というように、仕事でも勉強でも人間関係でも、思わず「難しい」と呟いてしまうようなことがあります。

その「難しい」というものについて少し掘り下げてみたいと思います。

よく考えてみると、たとえば相対性理論や中学校の数学を勉強している段階における微分積分のように、理論的に高度であれば難しいです。

 

私たちにとっての「難しい」というのはこのイメージが強いですが、ほとんどの難しい事柄は、一見難しそうに見えますが、分割して小口化してみると、基本的な事柄が組み合わさっているに過ぎないのです。

 

基本的な事柄が複雑に入り乱れているから難しく見える、「複合」「複雑」というタイプの難しさがあります。

 

タイプ1の難しさは理論的に高度であるもので、タイプ2の難しさは基本的な事項が組み合わさって複雑に見えるものです。

 

経験的にお気づきだと思いますが、実は難しいとされている問題の95パーセントぐらいはタイプ2に分類されているものです。

 

世の中の95パーセントぐらいのものは理論的に高度なわけではなくて、基本的な事柄が複雑に組み合わされているだけだと思っています。

 

これは簿記検定1級の問題でもそうで、一見「これは難しくてできないな」と思っても、よく見ると簿記3級や簿記2級で勉強してきたことやあなたの人生経験を組み合わせればなんとか対応できることが多いのです。

 

基本的な事項のどこかが抜けているから複雑なパーツがきちんと組み合わさらないのであって、基本的な事項を網羅的に覚えていれば、その組み合わせで対処できる問題なのです。

 

ということは、難しいとされている問題の95パーセントは、1つ1つ丁寧に分解して基本的な事柄に落とし込めば対応できるのです。

 

難しい問題の95パーセントはただ複雑なだけで、基本的な事柄に落とし込めばできるのです。

ぜひこれを意識して努力してみましょう。

 

私はいつもあなたの成功、そしてスキルアップを心から応援しています。

ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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