毎日、すこしずつ勉強しよう!【がんばろう!日商簿記3級合格61】

がんばろう日商簿記3級合格、今回は「毎日、少しずつ勉強しよう」というテーマでお話をしたいと思います。

簿記の入門者向けの話でもありますが、上級者の方も含めて、何日かにまとめて1回勉強する方法がいいのか、あるいは少しずつ毎日やったほうがいいのかということで質問を受けることもありますが、基本は少しずつ毎日継続したほうがいいです。

1日・2日やらないと脳が「これは使わない知識だな」と判断して削除することがあるので、歯磨きをするように、「会計知識というのは毎日使うものだ」というのを脳に刻んでおいたほうがいいのです。

時間がなければ5分でもいいので、毎日1回は簿記・会計のことを考えていただきたいです。

そうすると、あなたの脳の中が「会計のことは毎日考えないといけないのだな」というふうに、脳の細胞を維持する形になります。
特に勉強をはじめた頃に習慣づけをしましょう。

最初の簿記の勉強は、簿記に触れる習慣をつけるというふうに考えていただければいいかと思います。
5分でもいいので、5分用に勉強のツールを作っておくのもいいです。

紙に1枚仕訳を書いて、その仕訳だけを見るとか、柴山式総勘定元帳を書いて、重要そうな論点を3つ4つ書きます。
たとえば減価償却や仕入や繰越商品などです。

気が乗らないときにはそれを見るだけでも構いませんし、少し考えるだけでも構いませんので、できるだけ簿記の勉強をしない日をつくらないでください。

特に簿記3級ぐらいの入門のときには5分でもやっておくと違います。
まったくやらないと脳の“リハビリ”が大変なのです。

1週間のうち1日3時間を2日しか勉強しないで、残りの5日は何もやらないというように、起きてから寝るまでの間にまったく簿記のことを考えていない日が何日かあると、脳が「あまり使わない知識だ」と思ってしまいます。

歯磨きもそうで、毎日コツコツやっているから「やらなければいけない」と思うのです。
「起きている塊」が7回あったら、7回のうち5回か6回はやってほしいです。
勉強している日のほうが多い状態を作らないと脳は優先順位を低くしてしまいます。

あなたの脳の中で会計や簿記の優先順位が低くなると、習慣づけがしにくくなります。
習慣づけは大事なので、まずは習慣をつけましょう。
初めて勉強するかたもそうですし、久しぶりに勉強をする方もそうです。

しばらくやっていなかった方が久しぶりに始める状態のときには習慣づけが大事なので、たとえ5分でも10分でもいいから、少しずつやりましょう。
これは簿記3級に限らず簿記2級や簿記1級でも同じです。

紙1枚に何か書いてそれを見るだけでも全然違いますので、やってみてください。
勉強は習慣づけが大事です。
習慣がついてから徐々に量を増やしていくやり方のほうが無理がありません。

最初から1時間も2時間も3時間もまとめてやれとは言いません。
もちろん、時間があって元気なときは1時間2時間やればいいですが、元気がないときには全くやらないのではなくて、5分でも10分でもいいからやることが大事なのです。

ぜひ試してみてください。
私はいつもあなたの簿記検定合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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