留学生の大学生が4ヶ月で1級合格!第134回日商簿記検定1級合格体験記(範鵬 達 様)

2013年6月の第134回日商簿記検定1級に見事合格された
範鵬達 様より、合格体験記をいただきましたのでご紹介します。


範鵬達 様(学生)
■合格年度 平成25 第134回
■勉強期間 4か月
■1日の平均勉強時間 5時間くらい
■点数 73点
■点数の内訳 (商簿15点 /会計15点)
(工簿24点/原計19点)


日商簿記対策講座合格体験記

日商簿記対策講座合格体験記

 

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柴山式1級講座をどのようにして知りましたか?

Youtubeで簿記1級の講座無料で見られるかなと、調べてみたら、柴山先生のビデオがいくつか出てきました。
そして、工業簿記原価計算の全体像の解説を聞いてみたら、なるほど、いままでイメージがつかない工業簿記原価計算にたいする恐怖感が少しでも少なくなりました。
そこで、各社の価格と口コミ・評判を知るために、ネットで簿記1級の通信講座を調べました。
柴山会計は一番買得だとわかりました。

受講する前には、どんな悩み(またニーズなど)がありましたか?

受講する前に、中央社の新検定、簿記講義をもって、独学していました。
しかし、市販のテキストは分かりにくくて、どこがポイントなのか、どこまでマスターすればいいのか、飛ばしてもいいのか、さっぱり分からなかったです。
難しすぎて、やればやるほど、分からなくなる。何度も簿記1級やめようと思いました。
ネットの通信講座は塾より安いけど、それでも高いと聞いておりますが、少しでも安いものがあれば助かると思った。

第1級講座を申し込む前に、どんな心配(または不安、リスク、心理的な障害など)がありましたか?

柴山会計は、他の大手の講座より、知名度がやや低くて、価格も格安で、その代り、中身について、本当に大丈夫なのとすごく心配でした。

柴山式1級講座を受講しようと思った決め手となる理由はなんでしたか?

まず、価格です。他の講座よりずっと安いし、そして、キャッシュバック制度も在ります。
コストは抑えられるのです。
そして、youtubeで無料の音声を聞いてみたら、すごくわかりやすくて、すっきりしたと感じました。
最後は、リスクを冒しても、簿記1級を一発で合格しようとする決意です。

柴山式1級講座を受講してみて、いかがでしたか?

柴山式を受講して本当によかったです。柴山先生及び、いつも迅速で且つ熱心に僕の質問に対応してくれる方々のサポートがなければ、僕一人では絶対に合格できないと思います。
柴山式ならではの良さをまとめてみると、以下のようです。
勉強の方法を教えながら授業を進めていくことです。
具体的に言うと、本当に細かいところまで、どこまで把握できればOKですとか、取りあえず飛ばしていいですからとか、ここは大事です、ここはあんまり出題されていないとか、ここは5回読んでほしい、キーワードだけマスターすれば対応できますとか、すごく丁寧で親切な進め方です。
先生の指示に従えば、基礎をマスターできるはず。
75点主義。
他の講座より、量が半分ぐらいで、短期間合格を目指す方、時間のあんまりない方にお勧めです。
なんでもやりまくるよりも、例題を何回も繰り返して、基礎問題を解く力を身につくことが大事です。
細かいところまで全部やっておけば、90点以上は取れますが、時間的、精神的から見ると、基本点として、75点ぐらい取ればOKです。
対応の迅速さと親切さ。
質問があれば、すぐ対応してくれます。
解答だけではなく、問題を解く方法とポイントも教える。

私の合格体験談

このたび、柴山先生をはじめとする柴山講座の方々のおかげで、134回の簿記1級を無事合格しました。
ここで、僕の合格体験を紹介し、日本人の受験生に、そして、日本にいる外国人の受験生に、正しい方法で頑張れば、必ず報われることを伝え、そして、今受験で様々な悩みを抱えている受験生に、少しでも力になればいいなと思います。

簿記1級を目指すきっかけは何かというと、やっぱり夢です。
CEOになるのは小さいころから、僕の夢です。
そのために、マクロとミクロを読める力が必要です。マクロの経済を読めるために、野村証券に就職し、そして、金融の仕事に携わりながら、いずれ自分なりに理解できるだろうという中期目標がある。
そして、ミクロの企業を読むには、様々な財務諸表を読まなければならない。
読む力を養うために、簿記1級は僕にとって不可欠で、短期目標としてたてました。
そこで、今年の2月から、柴山会計の講座を中心に、簿記1級を始めました。

私は今大学院生一年で、専門はファイナンスです。授業とバイトを除いて、一日に勉強できるまとまった時間は12時から17時まで約五時間です。
最初の一カ月間で、音声を聞いて、テキストを一巡して、全体像をある程度掴みます。
一巡目の時、大事なことは、難問に拘らないことです。
今わからなくても、いずれわかると自分を励まし、前にどんどん進むことです。知識というのは妙なことで、答えを見つけるポイントは、問題という枠に拘らないことで、知識のつながりと結びつきで、意外と外で答えを見つける。
その枠から出て、全体の知識を一巡したうえで、細かいところに取り組む。
そして、二か月目は、柴山会計の例題を何度も繰り返して解きながら、知識を再確認することです。

柴山テキストの例題は、本試験レベルの問題より、取り組みやすくて、重要です。
それぞれの部品が完成すれば、後は組み合わせの問題です。
ただし、柴山テキストの例題をすべて早く解けと言っても、必ず応用力と結びついているとはいない。
例題はあくまでも応用力の大前提です。
三か月目は過去問に取り組むことです。
114回から133回までの過去問を本試験のように毎回毎回やってきました。
それは合否を決める重要な一歩だと思います。
なぜかというと、今回の134回の試験で、最初は連結決算問題で、減価償却の数字は整数にならないから、きっとどこかで間違っていると何度も最初からやりました。
大量な時間を無駄にしてしまいました。
飛ばしていいですが、その答えを出さないと、それと係るその他の数字も出てこないと自分が分かったからこそ、なかなか諦めなかったです。
今振り返ってみると、今回の連結問題はいままでのパターンと違う形で出題されました。
過去問で、もう完璧にマスターしたと思う連結問題を解けないと、何ができるかとすごく緊張しました。
しかし、いままで毎日練習してきましたノーハウが役に立ちました。
最初は難しいけど、きっと後ろに簡単な問題がついてくる。
時間が来た以上、捨てるしかない。そして、何とか時間内で、商業簿記と会計学を終わらせることができます。
それは普段の経験とは不可欠です。

そして、最後の一カ月の前半はテキストに戻って、柴山先生の指示に従い、10回も読んでほしいところ、5回も読んでほしいところ、それぞれ再確認することです。
そして、最後の二週間は、慌てずに、マイペースで過去問もやりながら、テキストも読むことです。最後は自信をもって、困難を乗り越える覚悟をもって、本試験に臨むことです。

具体的に、今回の試験の話をさせていただきますと。
普段の練習も、本試験も、比較的に簡単な会計学から入手し、30分以内に終わらせる。
そして、早ければ早いほど、商業簿記の時間も増える。商業簿記は大体1時間でできればOKです。
今回僕も会計学からスタートし、できる問題をとんとんととんと、20分で終わらせてしまった。
しかし、スピードは速すぎて、不意なミスを冒し、点を失いました。
そのあたりは、いまからの受験生に注意してほしい。
スピードは大事だけど、もっと大事なのは、問題を読むこと、そして、柴山先生から教わるように、記号を使い、マークをつけることです。

そして、計算も焦らずに計算する。
スピードを追求し、点を失うより、できるところはちゃんと答えを出せるようにした方が上策です。
そして、商業簿記に関しては、先もちらっと触れたように、減価償却に20分ぐらい無駄に使い、すごく緊張しました。
その結果、空欄いっぱい残っていた。普段マスターした知識も一瞬亡くなった。
前半終了し、休憩が入ります。その時、もうだめだ、もう諦めようと考えていた。
今まで、商業簿記は18点以上とれたのに、今回は10点でも確保できないかなとすごく落ち込んでいる。

しかし、今までの辛さと努力を考えると、簡単に諦めちゃいけないと自分を励ましました。
失った点は工業簿記と原価計算で取り返すぞと。

そこで、前半のことを忘れて、原価計算から、再スタートし、おもった通り、比較的簡単なもので、1時間10分で全部終わりました。
そこで、20分ぐらいを使い、計算ミスを二三箇所見つけ、合格にとって不可欠の3点ぐらいを挽回しました。
すごく幸運でした。
全体としては、商業簿記は柴山講座を中心に、三巡ぐらいして、基本はマスターできますが、決め手は連結問題です。
どこまで理解できるかが重要です。
したがって、連結会計の全体だけではなく、どの部分を取って出題されても対応できるように重点を置いてほしい。
工業簿記と原価計算はできるだけ満点近く取ってほしい。
なぜかというと、きちんと練習すれば、対応できます。
商業簿記のような公認会計士レベルの問題はあんまり出題されないからです。

苦労したことはやっぱり毎日コツコツやりつづけることだろう。
受験生にも社会人が多いと思いますが。お昼は仕事で、勉強の時間は早朝と夜しかないです。
仕事で疲れた体で勉強に取り組むことは強い精神力を必要とする。
僕も朝5時から9時まで、コンビニのバイト入って、そして、かえって少し寝て、学校に行って、学校の授業の予習と宿題、先生の翻譯の手伝いなど、すごく忙しかったです。
気分が悪い時、やる気がない時、一応やめて、興味のあること、気分転換して、そして、短時間でも、毎日やることが重要です。
なぜかというと、人間は忘れるものですから。
再確認しないと、すぐ忘れてしまうから。

体の辛さ、問題のむずかしさ、どれも乗り越えなければならない。
簿記1級を目指すと決めた以上、 頑張るしかない。そして、スランプの対処法としては、人それぞれですから、誰でも適用できる方法はないと思いますが。
僕自身としては、疲れるときは、新しい知識を取り入れて、分からなくて、不安で落ち込んでいることより、古い知識を再確認し、自信を取り戻すほうがいいと思います。
そして、運動したり、サッカーしたり、気分転換ができます。

柴山会計の特徴と活用方法に関しては、利用者である僕としては、以下のような感想があります。
具体的に言うと:
柴山先生はいつも、簿記は教えるものより、自分で読んで、計算して、理解するものであることをおっしゃいました。
最初はこの言葉についてやや疑問を持っていた。
今は納得できました。他の会社の講座はすべてを教えようとするスタンスに対して、柴山式は最低限の物だけ教える。
重点を絞って、かぎられた時間で、効率よくマスターできます。
知識の量が多ければ多いほど、混乱しがちです。
ですから、応用力、実践力を養う大前提としては、ちゃんとした基礎が柴山講座を中心に効率的にできます。
そして、それをもって、過去問での練習で、実践力を養う。
わからないことも、知識間のつながりで分かってくると信じること。
例題はすごくわかりやすくて、丁寧です。始まったそうそう、すぐ過去問に取り組むと、難しさを感じるだけです。
ですから、柴山式の例題から何度も練習すればかなりの自信と能力はつくと思います。キャッシュバック制度という思いやりもすごく助かります。簿記1級受けようと思っても、生活が厳しくて、諦めてしまう人がいると思います。柴山会計を利用し、一生懸命頑張れば、低コストで受かると思います。なお、目標75点は低いハードルでとても取り組みやすく、現にそれで合格できているので、そのコンセプトは忙しい多くの受験生には効率が非常に良いと思います。
さらに深く、たとえば85点の能力を目指せるような、より失点のリスクをおさえた学習法を教えていただくなど、応用的なことのご指導をお願いできていたら、なお合格の確実性が高まるなと、後になって思いました(※)。
受験生の皆様に、最後のメーセッジとして、いつまでも自分を信じて、諦めないで、困難を乗り越える嬉しさは必ずいずれ感じるはずです。頑張ってください。

 

(※)
柴山式簿記講座では、範様のおっしゃるとおり、たしかに「まずは70点代後半を確実にマスターするための効率学習法」を第一義にかかげ、平均的な専門学校等の学習カリキュラムよりもムダを大幅にカットしています。
それだけでも合格に必要十分な基礎力は身に付きますが、中にはご指摘の通り、早い時期に75点レベルに到達する方もいらっしゃるので、その場合には個別のご相談に応じて、85~90点程度のレベルを目指せるような学習方法を受講生様ごとにメール等で指導することも、行っています。
これは、時間に余裕のある方向けですので、柔軟に使い分けていただくことができます。
今後は、このあたりのことをさらに受講をご検討中の方にもわかりやすく周知いたしたいと思います。
範様、貴重なご意見、ほんとうにありがとうございました!)

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